どうも鳥井です。
実はいま、Lucky Brothers & co.がWaseiのコーポレートサイトを作ってくれていて、そのサイトに掲げるための会社のキャッチコピー的なものを最近ずっと考えています。
まだ明確に答えは出ていないのですが、今日はその思考過程位を少しだけ書き残しておきたいと思います。
来年は「楽しそう」や「おもしろそう」が更に大切になってくる。
昨日、こんなことをツイートしました。
ポケモンGOイベントで初めて石巻を訪れる方へ。ポケストップを回してすぐ閉じる前に、写真と紹介をぜひ見て下さい。もし写真の物が回りになかったら、それはそこにかつてあった物です。津波で失われる前のランドマークが指定されている場所があります。#ポケモンGO #石巻 #復興イベント
— 千代松 (@aobachiyo) 2016年11月12日
先日の鳥取県のイベントでも似たようなお話をしたんだけど、ポケストップの内容を見ることによって、よりゲームが楽しくなるような仕掛けを作れば良いんだよね。そこに書いてあることをヒントに回れば、より良いアイテムや経験値が手に入るというような。楽しんでいるだけで地域貢献できる仕掛け。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月13日
結局、意識高いだけでいけるところまでいき尽くした時代が今で、その限界が見え始めてきているのが今なんだと思う。だからこそ、いかに楽しくするかっていうことが重要になってくる。やっぱり、楽しそうじゃないと人は動かないよ。それか、真逆に振って圧倒的な恐怖で煽るか、そのどちらか。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月13日
来年からは「楽しそう!」とか「おもしろそう!」とか、そんな当たり前のことがより重要なキーワードになってくると思う。早くそこに着手していかないと、また恐怖で人を先導する人たちにとって有利な世の中になってしまう。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月13日
そうやって考えると、蔵前にある革小物ブランド「Alt81」高崎さんが、このインタビュー内で語っていたことが、今めちゃくちゃ刺さるな…。:【第5回】後継者育成に興味のない消費者に、いかに届けるか?「Alt81」が目指すこれからの世界。 https://t.co/xfdMDNFppO
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月13日
より良くするためにはどうすればいいのか?
正論、正解、客観的な正しさ…というのは、今の世の中に溢れています。
そして、それは確かにその通りなんです。でも往々にして、つまらないことが多い…。
つまらないというより、退屈なんです。
だからこそ、腹の底では危険かもしれないなと思いながらも、おもしろそうな方向へと人は流れていってしまう。
これは、個人がメディア化し情報がドンドン拡散されていく今の世の中において、しばらくはもう避けることができない流れなのでしょう。
「工夫する」ことが大事になってくる。
じゃあ、どうすれば自分たちが信じる「正しさ」を魅力的に見せることができるのでしょうか?
そんな時にふと思い出したのが、先日のスチーヴの勉強会で松浦弥太郎さんが語ってくれていた「真心と親切にくわえて、工夫が大事だよ」というお話でした。
その瞬間、一気に繋がった感じがしたのです。
つまり、「楽しそう!」「おもしろそう!」と思ってもらえるように「工夫する」ことが何よりも大切なのです。
より魅力的にみせるために、何かひとつでも工夫してみること。
たったその一手間で、全く同じ事柄を伝えるにしても、より魅力的に見えてくるはずなんです。
最後に
「おい、なにを当たり前のこと言っているんだ?」と、思われる方もいるかもしれません。
でも、僕にとってはとてつもなく大きな気づきでした。
これからは、「楽しい」や「おもしろい」がより一層重要になってくることは間違いない。
そんな時に絶対に忘れちゃいけないことは、「工夫する」こと。
きっと僕らが掲げるべきことは、このあたりに隠れているような気がしています。
そんなことを考える今日このごろ。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!