「灯台もと暮らし」の「地域に根づく企業特集」の第2弾が始まりました。
前回の【島根県石見銀山・群言堂】特集に引き続き、今回は愛媛県今治市にある「IKEUCHI ORGANIC」さんです。
「IKEUCHI ORGANIC」を好きになった自身の原体験。
学生時代、今治タオルにハマった時期がありました。
以下の電子書籍のインタビュー内でも「1万円で購入できる最高の多幸感」というくだりでお話したこともあります。
参照:隠居系男子的。〜灯台もと暮らし運営会社Wasei代表の鳥井弘文が初めて語る自分のこと〜 (天井裏書房)Kindleストア
その中でも、IKEUCHI ORGANICさんのタオルがあまりにも良かったので気に入ってしまい、母の日にバスローブを贈ろうと思ったんです。
ただ、その時に在庫切れだったか、リンク切れだったか忘れてしまいましたが、商品を購入することができませんでした。
そんなことを何気なくTwitterにつぶやいてみたら、すぐに代表の方がメンションをくれて、在庫を用意してくださったのです。
今でこそ当たり前かもしれませんが、2010年当時、まだまだTwitterをやっている人も多くはないタイミングだったので、まさかメンションが飛んで来るとは思っていなくて、とても感動してしまいました。
そこから完全にIKEUCHI ORGANICさんのファンになってしまい、学生時代からずっと応援してきた企業だったんです。
「何かご一緒できませんか?」のお問い合わせ。
月日は流れて、IKEUCHI ORGANICの広報の方がたまたま「灯台もと暮らし」の記事を読んでくださって、Waseiのお問い合わせフォームからご連絡をくれたんです。
「何かご一緒できませんか?」と。
まさか自分の大好きな企業から直接ご連絡がくるとは思ってもみなかったので、すぐにお返事をして「企業特集をつくらせて欲しい!」とお願いしました。
そこから半年ほどかけて、編集部のメンバーと一緒に企画の準備を進めてきて完成したのが本特集になります。
生産背景に誇りを持つことができるタオル。
取材で実際に今治市を訪れたのは、5月の下旬ごろ。
もちろん、僕も一緒に同行させてもらいました。
そこで気がついたのは、イケウチオーガニックさんの商品は、作り手も買い手も「生産背景に誇りを持つことができる」商品なんだということ。
以前、『TURNS』の連載で、エシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんをインタビューさせてもらった時に「エシカルとは、生産プロセスを誇りを持って語れること」とお話してくれましたが、イケウチオーガニックさんは、まさにそれを体現している会社でした。
参照:雑誌「TURNS」連載 第14回 鎌田安里紗さんに「エシカルファッション」について聞いてみた。 | 隠居系男子
最後に
僕は本気でこの会社に日本のものづくりの未来があると思っています。
僕自身、このタイミングでIKEUCHI ORGANICさんを取材することができて本当に良かったなと思っています。自分にとってもとても大きな転機となりました。
灯台もと暮らし編集部のみんなが丹精込めてつくりあげた「愛媛県今治市・IKEUCHI ORGANIC」特集です。
ぜひ読んでみてください。
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