どうも鳥井(@hirofumi21)です。
「灯台もと暮らし」をオープンする1ヶ月ぐらい前、サイトの構想が固まり始めたタイミングぐらいで、どんなサイトになる予定なのか色々な方々に説明して歩いていた時期がありました。
そこで「こんなことをやりたいです。」と説明すると、「あー、◯◯とか◯◯みたいなことやりたいんだね!」ってよく言われたのです。
でも、誤解を恐れずに言うと、自分たちはその◯◯とか◯◯とかとは全く違うものになると思っていました。何でそう思ったのか、色々な理由はあるけれど、ここで書くと長くなるので書きません。名前もあえて伏せておきます。
確信を持てた瞬間。
ただ、個人的には、これがものすごくチャンスだと思っていました。
逆に「もしかしたら、これにはちょっと近いかもしれないなぁ…。」って思う媒体は、意外と誰からも指摘されなかったりして。
自分の説明がヘタなだけだったかもしれませんが、自分たちと価値観が近い人たちには絶対に刺さるだろうっていう確信が持てた瞬間でもあったのです。
「小さな差別化」が重要になってくる。
世の中には、これから伸びる市場、尚且つもう一段階差別化が進むであろうというところに、大きなチャンスが眠っているものです。
そこに集まってくる人たちのこだわりが強ければ強いほど、小さな差別化は重要になってくる。
外見が一緒でも全く別物だと判別されているケースなんて、この世の中には腐るほどあります。
例えば、ファッションに全く興味のない人たちからすると、コンバースのオールスターなんて現行モデルでもデットストックでも全く同じものに見えてしまうかもしれない。でも、こだわりのある人達からするとそれらは月とスッポン。片方は無価値で、もう片方は数万円の価値があるわけです。
他にも、あの人はアニメが好きだから、当然このアニメも好きかと思いきや、「そんなのと一緒にすんな!」ってすごい剣幕で怒られたりするわけです…。
だからこそ、既存のものが既に存在しているとしても、自分たちの中でそれが全く別物であると確信しているのであれば、その感覚を1つずつ具現化していきながら、カタチにしていけば良いのではないかなと。
「ブルー・オーシャンをねらえ!」の意味とは?
「ブルー・オーシャンをねらえ!」とはよく言われますが、そもそもブルー・オーシャンなんてそうカンタンには存在しません。
今現在目の前に広がる範囲の中で、どれだけ目を凝らしてブルー・オーシャンを探そうとしても、見渡す限りレッドオーシャンしか広がっていないわけです。
だから最近よく思うのですが、ブルー・オーシャンと言うものは「自分たちでつくるもの」ではないのかなと。
宇宙は無限に広がっていくみたいな話に近くて、自分たちで「こっちに海があるよ!」って主張しながら、その具体的な証拠のカケラも同時に提示していく。そうすることで「ほらやっぱり海あったじゃん!」と証明していくというような感覚でしょうか。(うまくいえないけれど。)
つまり、価値観の創造と提案、そしてその具体的なコンテンツの提供。
これらをバランスを取りながら両立させていくこと。それこそが「ブルー・オーシャンをねらえ!」という言葉の意味なのではないかなと。
最後に
最近では、「灯台もと暮らし」も「◯◯とか◯◯に近いね!」とは言われなくなりました。
むしろ、「◯◯とは違うね!こういう切り口も待っていたよ。ぜひ頑張って欲しい!」と言ってもらえることも徐々に増えてきました。本当に嬉しい限りです。
今後も、より一層自分たちの“らしさ”を出していければいいなぁと思っています。
それでは今日はこのへんで。
ではではー。