「描いた未来へ導く役を、自分が務めます」と言えますか?

Amacho

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

「灯台もと暮らし」の島根県海士町特集の中で、僕が若い人たちに一番読んで欲しい記事が今日更新されました。

【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」 | 灯台もと暮らし(全画像引用元)

「必要なのは、発言した内容に責任をもって、描いたプランを実行していく人」

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青山敦士さんは、海士町の観光協会の職員であると同時に、ご自身も海士町にIターンした挑戦者です。

そんな青山さんは、今の地方の現状について以下のように語っています。

今、世の中には22歳の頃の僕がやっていたようなプランが溢れていると思うんです。いいアイディアはたくさんあります。見栄えのいい企画書を作って、提案して。コンサルタントやデザイナーといった職が持つ「描く部分」に憧れる若者が増えてきて、アイディアを作るとか場を作るとか、計画を練ることが仕事になってしまっている。

素晴らしいアイディア、未来への可能性。もちろん、それらはどんどん生み出されていくべきです。でも、今地域にはプランよりもプレイヤーが足りない。必要なのはプランではなく、発言した内容に責任をもって、描いたプランを実行していく人、当事者です。

「描いた未来へ導く役を、自分が務めます」と言えますか? 「町づくりを頑張っていきましょう」と口にしても、みんなどこか他人事になってはいないでしょうか。胸を張って言えないのなら、一度立ち止まって考え直してみた方がいい。

引用元:【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」 | 灯台もと暮らし

「泥臭い部分も自分が担う」という覚悟が必要。

地方創生に興味のある若者は、突飛なアイディアさえあれば、地方は活性化できるものだと勘違いしている人が多いです。

だからこそデザイナーとかコンサルタントという立場から、地方を活性化していきたいと思っている。

ただ、実際に今の地方に圧倒的に不足しているのは、人手であり、無数に集まってくる良いアイディアを実行する人たちです。

青山さんも言っていますが、自分が実行する前提で考えているのか。自分以外の他の“誰か”がやる前提で考えてしまっていないか。

本当に実行するとなると、ものすごく泥臭い部分も自分たちで担わないといけない。そこで生まれてくる数々の悩みや葛藤も全て受け入れて、清濁併せ呑む覚悟が絶対に必要になってきます。

最後に

自分たちの手で「ゼロ」から「イチ」の部分をしっかりと実行してみるというのは、そういうことです。どれだけ素晴らしい理想論を語ってみても、それだけでは絶対に実現しません。

僕らは、島根県海士町に実際に取材へ行ってみて、そのことをヒシヒシと感じました。

地方移住に興味がある方も、地方移住に興味がない方も「自分は、これからの人生で具体的にどんなアクションを起こすのか?」それをこの記事読みながら、ぜひ考えてみて欲しいと思います。

参考:【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」 | 灯台もと暮らし

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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