どうも鳥井(@hirofumi21)です。
今日は、このブログを読んでいる方にもぜひ知っておいてもらいたい、島根県海士町の「島の大使館構想」のお話です。
全画像引用元:【島根県海士町】巡の環が目指す、江戸時代の藩邸をモデルにした「島の大使館構想」:第3回
「島の大使館構想」とは?
── これからは、地域と関わりのある人口である「関係人口」を増やしていくことが大切になるのでしょうか。
信岡良亮(以下、信岡) そうですね。そういう意味で「島の大使館構想」を2、3年前くらいから考えはじめています。
── 島の大使館構想?
信岡 地域の特産品を販売したり、情報発信したりしているアンテナショップってあるじゃないですか。日本橋にその島根館があります。しっかり売上を上げていてすごいことだなと思っています。とはいえ、消費者と生産者という関係性は変わらないんです。いいものだから、安いものだから「買う」という世界です。
── 理想の関係性というのはどういうものでしょうか。
信岡 都市と田舎のお互いが、今どういう関係性にあるのかを学びながら、一緒に歩み、改善を進めていける状態でありたい。そう思った時に、都市と田舎の文化交流、というか共に生きるための拠点として「島の大使館」がほしいと思ったんです。ぼくの中では、これからの日本の未来を共につくっていくための役割分担を、共に考える場として捉えているイメージですね。
より詳しい内容については、ぜひ本記事を読んでみてください。
「島の大使館構想」を聴いた瞬間、海士町が好きになった。
僕が初めて信岡さんにお会いした時に、信岡さんから直接聞いたお話が、この「島の大使館構想」でした。
参照:「灯台もと暮らし」で【島根県海士町】特集、始まります。 | 隠居系男子
僕はこの構想を聞いた瞬間に、信岡さんのことを好きになったし、その信岡さんがつくった「巡の環」も好きになったし、その「巡の環」が応援する島根県海士町も好きになりました。まだ、一度も行ったことがないのに、です。
そして、それは「灯台もと暮らし」で海士町特集をやろうと決心した瞬間でもありました。
もともと、自分たちがこのメディアを通して創ってみたいと思っていた”場”にも非常に近い考え方だったという理由も大きいと思います。間違いなく自分たちと近い理想を持った方々なのだろうなと、一瞬にして信用してしまいました。
島の大使館は既に始まっている。
本当にこの「島の大使館構想」が構想通り実現するかどうかは、まだわかりません。
信岡さんご自身も、長期的に取り組んでいきたいとおっしゃっていたので、すぐすぐ実現することでもないと思います。
しかし、この理想というか思想を掲げることが、なによりも大切なことなのかなと。現にこうやって僕らのような”微力”な者たちが、全力で応援したいと思わされてしまっているのですから。
この連鎖を生み出している事自体が既に、島の大使館がスタートしている証拠なのだと、僕のような人間なんかは思ってしまうのです。
最後に
「島の大使館構想」が本当に実現した時には、きっと海士町だけではなく、他の地域でも同じような空間が横展開されていくでしょう。絶対にマネするような地方自治体や地方に根付いた企業がたくさん出てくるはずです。
そして、地方のアンテナショップの数を越えて、こういった場所が東京に増えていったとき、きっとすごく面白いことが起きてくる気がします。
僕はそれがワクワクして楽しみで仕方がありません。それこそ、日本が大きく変わる瞬間なのかなと思ってしまうのですが、どうでしょう?
だからこそ僕らは、これからもこの取り組みを応援していきたいと思っていますし、ぜひ皆さんにも知ってもらいたいなと願ってしまうわけです。
【島根県海士町】巡の環が目指す、江戸時代の藩邸をモデルにした「島の大使館構想」:第3回
それでは今日はこのへんで。
ではではー!