「【ぼくらの就活】これから、どんな就活が理想だろう?」イベントを終えた翌日、こんなツイートをしてみました。
昨日の理想の就活イベントでも話題に上がっていたけれど、最近の若い人たちはお金を稼ぎたいとはあまり思っていない。ただし、人に何かをプレゼントしたいときだったり、人を応援したいときにお金があると嬉しい、そのためだったらしっかりとお金を稼ぎたいと、みんな口を揃えて言っている気がする。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年4月29日
だから何か、その若い人たちの中にあるモヤモヤを解消するための仕組みをつくることはできないのかなあって漠然と思っている。クラウドファンディングやpolcaなんかは、そのひとつの仕組みとも言えそうだけど、やっぱりこれも自分やまわりにお金があってはじめて機能する仕組みなわけで。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年4月29日
もう少しこう、ある共同体でプールしたお金を、人のためなら自由に使えるみたいな仕組みができたらおもしろそう。「プールしたお金を自由に使えたら、ズルするやつが現れるに決まってるだろ!何をバカなことを…」って思うかもしれないけれど、それは本当だろうか?実はそんなこともない気がしている。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年4月29日
なぜなら、このブログにも書いたように、きっと「持ち逃げすることが一番コスパが悪い」行為になるから。:今、VALUやCAMPFIREのような評価経済社会の循環の中に参加しておいたほうがいいと思う理由。 | 隠居系男子 https://t.co/81FPyejrhM
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年4月29日
みなさんの反応やご意見。
Twitter上でも、共感してくれる方々が多くてとても驚きました。
3ヶ月前くらいに私もほぼ同じことを友達と話していたんだよね・・・なんなんだろうねこの感覚。 https://t.co/tyWFui2MZx
— ひづる (@gomihizuru) 2018年4月29日
これから信用主義になっていって、個人の信用を評価できるポイント制のようなシステムがあれば実現できる気もする。
ズルするよりもしっかりした理由で使ったほうが合理的みたいなシステム・環境をつくれればズルする人もいなくなる。 https://t.co/D37zeAXCon
— タリン@大学生ブロガー (@rintalog) 2018年4月29日
これすごいわかる。仮想通貨とかブロックチェーン使ってなんかできないかなー、と考えつづけてます。 https://t.co/9iaWCZK7W9
— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年4月29日
まさにこの感覚. 自分がお金をほしいわけじゃないんだけど, 人だったりコミュニティに対してなにかしようと思うとお金がかかるからそのために稼ぐ. https://t.co/VMJLjdhZT6
— 中谷柊哉@ナウシカだよ (@sssnnn0911188) 2018年4月29日
誰かのためにお金を使いたいのは「強い関係性」が欲しいからであって「信頼」を得たいからなのかなと。物資的な豊かさではなく、精神的な豊かさを求めているのがよく分かる。「これからのいい社会」は経済的というよりも、このような世代が中心になってできる精神的に持続可能な社会であると思う。 https://t.co/YzbpW47sl8
— 田中 新吾(たなしん) (@Shingo_tna) 2018年4月29日
ローカルルールのメリット・デメリット
いまの商慣習って、不特定の第三者と契約を結んだときでも、ちゃんとお互いの権利が守られるようにできているわけですよね。
でも地方に行くと気づかされるのですが、その土地だけで通用するローカルルールも未だにたくさん残っている。
それは、外のひとたちが入ってこないという前提があるからなんでしょう。
お互いに顔見知りだから、そんなに悪いこともできない。
もちろん「それが村社会になる原因だ!」という主張も理解できます。
ただ、それはローカルルールの悪い側面しかみていない気もしていて、もちろんメリットだっていっぱいある。(メリットがあるから残っている)
簡単な例で言えば、わざわざ契約書なんかを作らなくても、すぐに契約が成立するというような。
また、現代のように多くの人がオンライン・オフライン問わず、同時並行的に複数のコミュニティに属していたら、良い意味でドライな関係性で付き合い続けられるようになってくるとも思います。
「ここで村八分になったら生きていけない…!だから泣く泣く…。」という発想にもつながらないでしょう。
最後に
今日みたいな話って、従来の価値観の延長で考えたらものすごくバカげた発想であり、歴史がその失敗を証明してきていることも確かに事実ではあります。
しかし、そもそも関わる人達が持ち合わせている価値観が劇的に変化しているような現代であれば、従来の発想ではあり得なかった新しい仕組みがでてきても全くおかしくはないなとは思っています。
もちろん、それに合わせて仕組み部分(SNSや新しいテクノロジーなど)も進化しているわけですから、それもきっと良い作用を与えてくれるはず。
たとえば、Twitterで教えてもらった「Gojo」のようなサービスも既に生まれ始めているわけです。
ありがとうございます!確かに実現したい世界観が近そうです。「Gojo」気になるなあ。:Gojo | みんなでつくる共同体アプリ https://t.co/6B2IKJHQkE https://t.co/d0d6PVVIJA
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年4月29日
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になれば幸いです。
理想の就活イベントでこの気付きを与えてくれた、たっけさんの記事もぜひ合わせて読んでみてください。
お金は「好きな人を応援したいから」稼ぐんだ | たっけのメモ