近ごろ「最後は決めの問題ですね」と、頻繁に口にするようになりました。
今日はこの言葉の意味について、自分が考えていることを少しだけ書き残しておこうかなと。
メリット・デメリットどちらも必ず存在する。
これだけ世の中の価値観が変化している中で、何か新しいことを始めようとした場合、必ずデメリット(リスク)が伴うのは当然です。
賢い人がロジカルに批判しようと思えば、いくらでも批判できる。それがどれだけ秀逸なアイディアだったとしても、です。
その中でも「よし、やってみよう!」と思える覚悟。
それこそが「最後は決めの問題」という言葉の真意なのだろうなあと。
自らが覚悟を持って選び取らなければならない。
ここ最近、SNSが広く浸透したことで、今までは全く目に入ってこなかった赤の他人の声(批判)も目に入ってくるようになりました。
個人がこれだけ気軽に情報発信できるようになって、その批判がいつでも誰でも目に見えるようなところに転がっていて、まるで地雷を踏むように思いもよらぬところで出会ってしまうことがある。
だからこそ、そういう批判が目に入ってくることも十分に覚悟したうえで、自ら進んで選び取って行かなければならないということなのでしょう。
誰からも批判されたくなければ、現状維持を選ぶしかない。
繰り返しますが、何をやったとしても、必ず批判はやって来るんです。
もしも、本当に一切批判がこない道を選ぶとしたら、現状維持しかない。
いま、多くのひとたちがそうしているように。
でもやっぱり、これだけ変化の激しい時代に現状維持を選ぶということは、衰退の一途を静かに辿っていることと同義であると、僕は考えます。
最後に
だからこそ、外野の声に惑わされることなく、自分の心の声に対して耳を傾けるしかない。
先日、FC今治の中島さんがこんなツイートをしていました。
岡田武史と働き始めて丸3年。彼の凄さを肌で感じつつ、なんとかついていくのに必死な毎日。
彼の行動の中で1番驚くのは、重大な決断を下す時。別室で社長も交えて3人になり最後に静かに一言だけ。
「わかった、これでいこう」
その瞬間から全てが目まぐるしく動く。人と空気を動かす天才。学びたい
— 中島 啓太 (@keitanakajiman) 2018年7月5日
まさにこの感覚なのだと思います。
「胆力」というキーワードが、自分の中で重要なキーワードになってきているのですが、それはきっと「最後は決めの問題」という状況に直面した時に、一番求められる力が、この「胆力」だと思っているからなのだろうなあと。
いつもこのブログを読んでくれている皆さんにとっても何かしらの参考になれば幸いです。