情報格差がなくなる中で、大切なのはフィジカルで何を体験するか。

先週末は「うるまで暮らす~沖縄イチチぬ島の可能性とワタシの未来~」というイベントに登壇させていただきました。

このイベント中に初めて知ったのですが、うるま市の伊計島にはN高等学校の本校があるらしいのです。

この話を聞いて、改めて思いました。

これからの学習において、大人や子供に限らず、大切なことは「フィジカルで何を体験するのか?」ということなんだろうなあと。

今日はそんなお話を少しだけ。

自然の中にある普遍からインスピレーションを受けること。

インターネットやITツールの発達のおかげで、情報は全て遅延なく・過不足なくどこにいても得られるようになってきました。

誰もがそんな恩恵を受けられるようになってくれば、フィジカルで何を体験するかのかがより一層重要な決め手になってくる。

そのためにはやっぱり、人工的なものだけに囲まれるのではなく、大自然の中に暮らしてみて、その自然の中にある“普遍”から、様々なインスピレーションを受けることが大事になってくると思うんです。

参照:「ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉」でガウディに全く心惹かれなかった理由と、心底行ってよかったと思う理由。 | 隠居系男子

移住したひとたちと数年後に再会して感じること。

灯台もと暮らし」というメディアを数年続けてくると、移住した人たちと1〜2年後に再会するという機会も増えてきました。

そうすると、大自然に囲まれたことで、顔つきが一変しているひとがいます。

いわゆる憑き物が落ちたという状態に近いのかなと。

そのたびに、「大自然の力」と「どこで誰と一緒に暮らすのか?」ということは、人間という生き物にとって本当に大事なことなんだなあと思わされます。

世界の富裕層も、日本の大自然の中にあるリゾートに長期滞在している。

少し話は変わるのですが、先日、国内の自然が豊かな土地にあるリゾートホテルに1泊滞在してきました。

そのときに、スタッフさんがこっそりと

「スティーブ・ジョブズのご家族が3ヶ月ほど滞在していきましたよ。」

と仰っていて。

本当かどうかはわからないですが、それが今でも強く印象に残っています。

僕らのような庶民が1泊するだけでも、清水の舞台から飛び降りるような感覚のリゾートにもかかわらず、世界の富裕層はこんなところに長期滞在して暮らしているのかっ!という驚きもあるのですが、

日本のこんな辺鄙な場所にまで足を運ぶのか…!という驚きもかなり強かったです。

でも、実際にあの土地の自然を体験してみると、数ヶ月暮らしてみたら、確かにお子さんたちの感性はとっても豊かになるだろうなあと感じました。

そして、それこそが決して誰にも奪うことのできない一番の資産になっていくんだろうなと感じました。

最後に

「暮らすように旅をする。」

近ごろ、かなり一般的になってきたキーワードです。

自分の直感を鍛える意味でも、とっても大切なことなんだなあと改めて思います。

5年後、10年後、東京のような大都市一箇所に滞在して暮らしている人たちとは圧倒的に差が出てくるはず。

すぐに効果が現れるようなことではないけれど、常に意識しておきたいことです。

今日のお話がいつもこのブログを読んでいる方々にとっても何かしらの参考になれば幸いです。

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