どうも鳥井(@hirofumi21)です。
ウェブ記事は何よりも、冒頭が肝心です。本題で同じテーマを扱う場合であっても、冒頭の書き方にひとつによって読まれ方が大きく異なってきます。
今日は、そんな冒頭の重要性について自分なりの意見を書いてみようかなと。
広く多くの人に読んで欲しい時は、冒頭は必要最低限でOK!
広く多くの人に読んで欲しい時は、冒頭の説明は極力短くして、必要最低限度に抑えるべきです。その記事の本題を読む上で違和感がない程度に説明したら、すぐに本題に入りましょう。
具体的な商品やサービスの紹介をしたい場合などは、画像と共にすぐに具体的な説明をしてしまう。そうすることで、最後まで読んでもらえる可能性が一気に高くなります。
どうしても自分が書き手側にまわってしまうと、前提条件や読者と共有したい“文脈”を厚く丁寧に書いてしまいがち。
しかし、大抵の人はそんなところは求めていません。題名が気になってクリックしてくれた人が一番求めている部分は、その記事の本題です。
なので、少しでも早く本題に入り、まずはその記事を最後まで読もうと思わせることが重要です。
その記事を最後まで読んでもらった後に「最後に」の部分で丁寧に語ればいい。「免責事項」や「例外」などの話もそこで書けば十分です。
極端に炎上を恐れて、冒頭部分に免責事項をダラダラと書いてしまっている記事もたまに見掛けますがそれも良くない。多くの人に届けたいのであれば、「最後に」の部分で書けば十分です。
敢えて冒頭を丁寧に書く。
さて、そうは言いつつ「敢えて冒頭を丁寧に書く」という書き方もアリだと思っています。
ウェブは、雑誌や紙の本と違い、不特定多数の人にシェアされて広く読まれていく可能性がフォーマットです。自分がターゲットとして捉えていない人たちにも読まれてしまう事も多々あります。
だからこそ、届く人にだけ届いて欲しい内容である場合には、逆に冒頭部分で丁寧に語るのもありです。
参照:読者のリテラシーを信頼するということ。 | 隠居系男子
「この記事はあなたに向けて書かれていません」ということを冒頭で明言してしまうことにより、離脱する人にはさっさと離脱してもらう。その上で、自分が本当に届けたいと思っている人たちに向けて丁寧にゆっくりと語っていく。それも一つの方法だと思います。
最後に
自分がその記事を誰に向けて届けたいのか?広く多くの人へ向けて届けたいのか、それともある程度“文脈”が共有できている相手にだけ届けたいのか。
それに合わせながら、冒頭の書き方を変化させていくことが何よりも重要だと思います。
紙とウェブの違いを意識しつつ、冒頭部分を少し変えるだけで、より一層自分が想定した読者に届きやすくなるので是非皆さんも参考にしてみてください。
参照:『5年後、メディアは稼げるか』ブロガーが知っておくべき「紙とウェブ」の決定的な違い。 | 隠居系男子
それでは今日はこのへんで。
ではではー!