らしさが出てきたらぶっ壊せ!あなたが下す「判断の連続」を好きになってもらおう。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

「他者と差別化するために、発信している内容ではなく、発信しているあなた自身のファンになってもらおう。」

ブログ界隈などでもよく言われる話ですし、この「隠居系男子」でも似たような話は何度か書いてきました。

どれだけネタがコモディティ化してきたとしても、最終的には「誰々が作っている」っていう事実は変わらないし、あなたが発信しているということだけは他の誰にも真似できないこと。

だからコンテンツよりも人だ!と言われてきたわけです。でも、最近はそこから更に一歩更に踏み込んで「今のあなた“らしさ”ではなくて、あなたの判断の連続が好まれるようになるべきだ」と思っています。今日はそんなお話です。

「◯◯は◯◯であるべきである。」という古参ファンの期待に媚びないこと。

これだけ変化が激しい時代だと、5年前、いや3年前と同じことをしていたら、もう相手にされないということが多々あります。大きな軸足をぶらすことはないにしても、小さくピポッドはしつづけないと生き残れないのが今の世の中。

でもそこで、発信している自分の“らしさ”を失わないようにしていると、いつまでもずっと変化しないままになってしまう。

「◯◯は◯◯であるべきである。」そういう古参ファンの期待みたいなところに媚び続けてしまうと、結局誰も幸せにはなりません。

だからこそ、コンテンツに体現されているあなたらしさではなくて、あなたが下す判断の連続、その根幹の軸となっている部分の方を好きになってもらったほうが良いと思うわけです。

“らしさ”が出てきたらぶっ壊せ!

誤解を恐れずに言えば「らしさが出てきたら、自分からどんどんぶっ壊していけばいい!」とさえ思っています。

今すでに建っている建物及びその建物を建てた時の自分を好きになってもらうのではなく、その土地の上で繰り返されるスクラップアンドビルド、その過程のほうを好きになってもらったほうがよっぽどいいのではないかと。

時には、根底にある価値観さえもガラッと変化させてしまってもいいと思います。中心にある軸さえブレていなければ、です。

こんな時代だからこそ、判断の連続が必要で、その判断の仕方、変化の仕方を好んでくれる人々こそ、本当にあなたが大切にしていくべき人なのではないでしょうか。

最後に

一つの光源に辿り着くための道の選び方は無限に存在しています。

それでも一つの道だけに固執してしまうのは、意外とまわりの期待に応えるためだったりする。

特に真面目な人ほど、その人達に対して感謝の念を抱きすぎてしまうあまり、従来のあなたが好きだったっていう声に耳を傾けがちになってしまいます。

今の自分の中では既に考え方が変わってきているにも関わらず、周りが持っている自分の過去のイメージに応え続けようとしてしまったら、何度も言うように誰も幸せになりません。

だからこそ、昨日の記事にも書いたように、作品や商品を中心にして、そこに乗せている自分“らしさ”を主張するのではなく、もっと根源的な「自分はどんな人間なのか」という部分を優先的に主張していくべきなのだろうなぁと思うわけです。

その人のセンスや美意識によって選ばれていく時代。 | 隠居系男子

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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