最近、モノ選びの基準が変わったひとたちの話を聞いていて、ふと思ったことがあるんです。
それが、今日の題名にもあるとおり「良いモノ選びは、連鎖する」ということ。
具体的には「◯◯に合う、◯◯が欲しくて、今度はこれを買ってしまいました!」という話を聞く機会が本当に増えたなと。
それまで特に何のこだわりもなかったひとが、何かひとつを主体的に選び取るようになると、それが1枚目のドミノとなり、ドミノ倒しのようにモノ選びの基準が一気に変わってくる現象を最近本当によく目にするようになりました。
作り手同士で手を組むことが大切。
「それがどうした?そんなことはよくあることだろう…?」
そう思う方もいるかも知れません。
確かによくあることなのかもしれませんが、そうだとしたらやっぱり価値観の近い作り手同士や、価値観の近い作り手とメディアがしっかりと手を取り合ったほうが良いよなあと思ったんですよね。
決して、自分ひとりで変えようとはしないこと。
だって、どこかひとつが主体的に選び取られたら、巡り巡って自分たちの商品も必ず選ばれるようになるんですから。
やっぱりここでも「まわりを勝たせればうまくいく。」の話につながるんですよね。
参照:まわりに勝たせる方法だけを考えれば、うまくいく。 | 隠居系男子
最後に
自分の商品を、自分たちが売り込んだところで、誰も見向きはしてくれません。
なぜなら、どうしてもそこには広告臭がつきまとってしまうから、です。
だったら、自分が心の底から共感する商品を「このブランドが(この商品が)本当に素晴らしくて…!」と、嘘偽りのない熱量ある言葉で語り続けることが大事なのかなと。
そうすることで、自然に自分たちの商品も選ばれて行くようになるはずですから。
「視座をあげる」「ともに文化をつくりあげる」ということは、きっとこんな連鎖の意味合いも含まれているのだろうなあと。
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても何かしらの参考になれば幸いです。