断捨離派も収納派も、大掃除のポイントは「一度全部出して、自分の持ち物を全て把握すること」。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

年末ということで、大掃除に励んでいる人も多いと思います。

断捨離派も収納派も、モノとの付き合い方で一番大切なことは、「自分の持ち物を全て把握すること」です。

そして、全ての持ち物を把握するために必要不可欠なのが、「一度全部出すこと」。今日はそんなお話をしてみたいと思います。

最初に収納場所を空にする。

断捨離系でも収納系でも、その道のプロが必ず最初に行う作業があります。それが取り掛かる前に一度全てのモノを取り出して、収納場所を空にするということです。

これをやるとやらないでは、雲泥の差。

しかし、どうしても僕らは億劫がって、収納場所から全てのモノを出さずに掃除をしようとしてしまう…少しずつ横にズラしながらずらしながら掃除を始めようとする。

でも、それが一番良くないんです。

「◯◯はどこにある?◯◯は何個持ってる?」という問いに即答できるか。

人とモノとの関係性の中で一番大切なことは、自分が今何を持っているかその全てを把握できている状態にあることです。

ミニマリストでもコレクターでも、究極的にはどっちでもいいから、大事なのことはその全てを把握できているかどうか。

「◯◯はどこにある?◯◯は何個持ってる?」って突然聞かれた時にでも即座に答えられるような状態にあることが理想的です。

あなたがミニマリストである必要は全くない。

それができていれば、持ち物の数なんて関係ありません。自分にとってときめくもの、直感的に良いと思えるものなんて十人十色が当たり前。

だから、世の中の全員が今流行りの「ミニマリスト」になる必要も全くない。自分の「意識の円」の中に収まってさえいれば、それでいいんです。

ただ、じゃあなぜミニマリストがここに来て大きく持て囃されているのかといえば、「ミニマリストを目指すと、誰もが必ずこの感覚を味わえる、体験することができるから」だと思います。

モノに対して意識を向ける労力が減っていけば、自然に自分の「意識の円」の中に隙間が生まれてきて、他のことに対しても意識を向ける事ができるようになってくると。

そうすると、他のこと(仕事とか人間関係とか)も自然とうまく回り始めるんですよね、不思議な事に。その高揚感に多くの人がハマってしまい、もっとモノ減らしてもっと別のベクトルに意識を向けたいという人が続出しているのでしょう。

それが今「ミニマリスト」が持て囃される理由だと思います。

今みたいにミニマリストという言葉が流行る前、3年ぐらい前に自分も同じような感覚を体験し記事にしたことがあるので、その気持ちはとてもよく理解できます。

参照:断捨離とかさ、別に難しく捉えるな!男子はとにかく身辺単純明快であれ! | 隠居系男子

大切なことは、自分の「意識の円」の広さを知ること。

ただ、こういった生活に対して「彩りが足りない!」と感じる人が出てくるのも当然のことだと思います。

個人個人の「意識の円」の大きさも異なりますからね。だからこそ、自分の意識の円の中に収まっていればそれでいい。

大切なことは、自分の「意識の円」の広さを知ることなんです。そして、その円の中に収まるように努めること。決してその円を決壊させないことです。

最後に

そのためには、一度全部とり出して、自分の持ち物を全て把握する作業が必要不可欠になるんだということが今日伝えたかった内容です。

だからこそ、断捨離派だろうが収納派だろうが、その道のプロは必ず一度全て出すことから始めるのでしょう。

あと、ここからは完全に蛇足なのですが、今の世の中の潮流も全て、今日の記事内で書いた「意識の円」の話で説明できるような気がしています。

ミニマリストの文脈も…

地方移住(地方自治)の文脈も…

ヒップな生活革命」的な文脈も…

結局全ての潮流は、自分の意識の円の範囲内に舞い戻りたいという欲求からなのかもしれません。

このお話の続きはまたいつか別の機会に。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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