滋賀県長浜市にある「安藤家」でおもしろい話を聞きました。
安藤家には、当時まだ30歳前後だった北大路魯山人が手がけた「小蘭亭」という小さなお部屋があります。
この「小蘭亭」が良い感じでぶっ飛んでおりまして。
撮影禁止の空間なので、詳しくは画像検索でググってみてください。
じゃあ、なんでそんなぶっ飛んだ空間が生まれたのか?
安藤家は明治以降に呉服屋として財を成したそうなのですが、当時の近江商人たちは40代になったら早々に隠居していたそうです。
そして、現場は若手に任せる。そうすることで若い世代の価値観が現場に反映されて、さらにマーケットが活発になる。
隠居した商人たちは、可能性のある若手(アーティスト)に投資したそうなんです。 続きを読む