今週の火曜日、大阪でSUSONOの関西イベントが開催されました。
参照:共創コミュニティ「SUSONO」関西出張イベント | Peatix
そこでお話したことを、少しだけこのブログにも書き残しておこうかなと。
人生はタイミングが重要。
突然大きな話からはじめますが、人生って何事においてもタイミングが重要じゃないですか。
タイミングがきた時に、良い人に出会えているかどうかが重要で、それで全てが決まってくる。
これからの働き方が、プロジェクト単位でチームをつくり、暮らし方自体も多拠点居住など移動が中心の世の中になってくると、ますますそのタイミングが重要になってきます。
ゆるやかな継続的な関係性の構築。
その時に大切なことは、ゆるやかな継続的な関係性だと思うんです。
いつでも連絡を取れるような、弱いつながりをどれだけ持てているかがとっても重要になってくる。
たとえば、北海道に行きたいって思ったときに、「北海道といえば、あの人がいたな。連絡を取ってみよう!」とか、発酵について新しいプロジェクト立ち上げてみることが決まったら「発酵に詳しいあの人に相談してみよう!」とか。
参照:今、目線を与えてくれる人がおもしろい。 | 隠居系男子
これを最近流行りの言葉でいうと「トランザクティブ・メモリー」と言うらしいです。
組織全体が「同じ知識を記憶すること」ではなく、「組織内で『誰が何を知っているか』を把握すること」である、という考え方
今は「会社組織内で誰が何を知っているか」それを把握していることが大切であるという文脈で語られることが多いのですが、フリーランスの人々が増えてきた今、何百人も社員がいるような企業に所属しているような人はドンドン減ってきていると思います。
そんな時に大切になるのは、家族や会社組織を越えた、もう少し大きなコミュニティ単位におけるトランザクティブ・メモリーだと僕は思うんです。
価値観軸でつながっていると、話がはやい。
そして、SUSONOのような価値観軸で繋がっているオンラインコミュニティは、その少し大きな単位でのトランザクティブ・メモリーを共有するには最適な気がするんですよね。
なぜなら、話が早いから。
価値観軸でつながっている分、前提条件をいちから共有する必要がないんです。
ある程度ツーカーでやり取りできるのは、やはり大きいです。
さらに老若男女問わず、いろいろな世代の人達が価値観軸で繋がっていることも大きいなあと。
インターネットってどうしても、同世代の人同士でつながる傾向が強くなると思うんですが、実際に何か行動に起こそうとおもったときには、様々な役割の人が求められるわけで、年代の幅はとても有効に作用してくれるんですよね。
最後に
そんな「継続的な関係性」を担保してくれるのが、「SUSONO」のようなオンラインコミュニティであり、このコミュニティの大切な役割のひとつなのかもしれないなあと、先日の関西イベントを通じて思いました。
やっぱり、若い方々はもうこの重要性にも気がついているみたいですね。
昨日鳥井さん@hirofumi21の話にも出てきたけど、これはこいつに聞けばわかるとか、これをこいつに任せといたら大丈夫みたいなことを知ってるのが大切。
さらに言えばそういう知り合いを浅く広く持つことが価値になるんじゃないかなと思う。
— 青木 晃一/ブル (@koichi_0221) 2018年3月21日
「これについてはこの人が詳しい、というのを知っている状態が強い」という話、まさにそうだと思った。その中で頼れる&助けたいと思える関係がベストだなと。あとコミュニティって神格化型と共存型がある。主催者と参加者、そして参加者同士の距離がどちらの型かを決めるなと思った。#susonolife
— 河野 涼@伝統工芸・モノづくり (@ryoxxx71) 2018年3月21日
若い方々の直感力は本当に凄まじいです。
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている皆さんにとっても少しでも参考になれば幸いです。
そして、興味がある方は、ぜひSUSONOにも参加してみてください!