天川村洞川温泉街の旅館で書いています、どうも鳥井(@hirofumi21)です。
今日で天川村2日目。
昨日、天ノ川と天河大弁財天社について書いて、昨日の時点でこの村の魅力は全て語りきったと思っていましたが、完全に甘かったです。
天川村の魅力はそんなもんじゃなかった。
実はもっともっと沢山の魅力を秘めていました。
今回は、昨日訪れた「みたらい渓谷」と「みたらい遊歩道」を紹介するとともに、なぜ天川村にこれだけ惹きつけられてしまうのか少しだけ書いてみようと思います。
みたらい渓谷
昨日は、朝6時半頃に起床。
僕しか宿泊客が居なかったので、ゆっくりと朝食を食べて、ブログも書き終え、民宿のご夫婦に見送ってもらって、みたらい渓谷を目指しました。この山道を2時間程度あるくと、目的地である洞川温泉に着きます。
出発するときに、2リットルの水をお土産で頂いて、これを小脇に抱えながら2時間の山道を登りました。
2リットルの水なんて邪魔なんじゃないかと思われるかもしれませんが、大変お世話になったあの民宿のご夫婦に頂いたのかと思うと、なんだかお守りのようにさえ思えてきて、とても心強かったです。
さて、約2時間の山道は、僕の想像を超えて、思いのほか山道です。笑
ただ、この景色が本当に素晴らしい!
2時間かなりの急斜面を昇ったり下ったりするのですが、全く苦じゃありません。
水が湧き出ているところもたくさんあって、ずっと水の雰囲気を感じながら歩くことができます。
途中車道を歩く時もあるのですが、そこにはこんなにきれいな紅葉も!
民宿の奥さんがおにぎりまで作ってくれたんですが、川縁で食べるおにぎりが最高に美味しかった!
なぜ今、天川村なのか。
このような山道を誰もいないなか、一人で歩いていると本当に色々なことを考えてしまいますし、忘れもします。たった、2時間ですが、僕にとってはこの20代で最高の2時間だったと言っても過言ではありません。
天川村で配られているパンフレットにはこんな記述があります。
いま、なぜ多くの人々が「天川村」をめざすのか・・・
奈良時代の前、飛鳥時代の壬申の乱、弘法大師の参籠や藤原道長など平安貴族の参詣、再起を図る南朝天皇や観世十郎元雅など、山中に籠もった円空や西行の歌・・・。
自己を見つめなおす、新たな始まり、そして再起。数多くの歴史が物語る、天川村は、そんなとても大切な場所です。
僕はこの村に来るまで、このような歴史的背景があることなんて知りませんでした。しかし、この村がずっと気になっていましたし、惹きつけられていたような気もします。
そんな中、実際にこの村に来てみて、村の自然、神社、人々と触れ合う中で、この地に惹かれていた理由を確信しました。
これが今の僕が求めていたものです。そして、この激動の時代を生きるすべての人に当てはまるような気がします。
最後に
「自己を見つめなおす、新たな始まり」このような機会を求めている人は絶対に来るべきです。
少なくとも、今このブログを読んでいるということは、天川村に興味があるか、このブログのテーマでもある「これからの時代の新しい生き方」に興味がある人だと思うので、そんな人はぜひともこの天川村に来てみてください!
特に何も準備してこなくてもいいと思います。前提知識も、山登りの装備も要りません。履きやすい靴だけ履いて、ふらっと訪れてみてください。今のあなたにとって大切なことがきっと見つかるはずです。
それでは今日はこのへんで。
ではではー。
鳥井弘文
その他この投稿に関連した記事はこちら!
天河大弁財天社(別名 天河神社)そこは「何か」が居る場所。 | 隠居系男子
天川村「天の川もみじまつり」都会では失われてしまった、心温まるローカル感がたまらない。 | 隠居系男子