どうも鳥井(@hirofumi21)です。
昨日つぶやいた以下記事。
今回一番置いてけぼり食らってるのって実は、メンヘラニートにならないように必死で頑張ってギリギリ保った若者なのかもしれない。1歳しか年違わないのに、お兄さんお姉さん扱いされる子供みたいに。お母さんは駄々こねる下の子と、介護が必要なおじいちゃん相手に忙しくて、全く相手にしていない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2014, 2月 8
今日はこれに少しだけ付け足ししておこうかなと。
多数決は、数が多い方が勝つ。
まず、当たり前の話ですが、多数決というのは数が多い方が勝つようになっています。
少なくとも今のまま進めば、これからの日本は、老人やメンヘラニートの若者が多数派を占めていくことになるでしょう。
そうなれば、民主主義というシステムが導入されている以上、その人達の支持を集めた人達が上に立つわけです。
少数派だった人々が多数派に変われば、彼らに快適な世の中になる。
今まで居場所が無く社会的弱者だった人たちが、多数派を占めれば、その人達にとって都合の良い世界がやってきます。
自分はそっちに行かないようにと、イヤイヤでも学校の勉強や資格試験を頑張ってきたのに、はなっからそれを諦めているような人たちの居場所の方が快適になる可能性すらあるわけです。
「不得意な事も一生懸命取り組んで、才能がないとわかりながらもギリギリを生き抜いてきたのに、結局彼らの方が快適な生活を得ているじゃないか!」
「だったら、どうせ周りもメンヘラやニートばかりで、世間的にもそれが当たり前という風潮になってきたから、自分もそうなって好き勝手生きていこう!」と考える若者も増えてくるかもしれません。
社会的多数派になれば、生活しやすい。
その国だけで生活をするのであれば、その国の多数派の流れに乗ったほうが圧倒的に生活しやすいのは明白です。
特に日本のように「事なかれ主義・横並び・受け身」を善とする国なら尚更でしょう。
若者が、すぐに年老いて老人になることは不可能なわけですから、「自分の未来は明るくないのかもしれない」と追い込まれた瞬間に、メンヘラニートへジョブチェンジしようと考える若者が出てきてしまうのではないかと。
最後に
今の“人気取りのやり方”を見ていると、こんな世の中になっていきそうな雰囲気を感じ取ってしまいます。
しかし、もし本当にこんなこと考えている若者がいたら、ぜひ一度海外を見てきて欲しい。テンプレ的な発言だということは重々承知ですが、海外へ行き、特に新興国を見てきて欲しい。
そこに暮らす人々の活力、そして日本との違いについて、自分の目でしっかりと捉えることができれば、上記で書いたことが如何にくだらないことなのかが分かってもらえるでしょう。
「人間とはもっと前向きに生きるべき生き物なんだ」って、実体験で理解してもらえるはずです。
時期柄、色々なカタチで日本の理想像が語られていますが、果たして本当にその中に答えはあるのでしょうか。
人間が生きていく上で“本来のあるべき姿”、そして“自分がどう生きたいのか”、それを各人が今一度真剣に考えてみるべき時なんだと思います。
それでは今日はこのへんで。
ではではー。