若者へ。静かに約束し、静かに守り続けるということ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、このブログでご紹介した大坊珈琲店。

参照:BRUTUS喫茶店特集「大坊珈琲店」に学ぶ、誰かの印象に残る方法。 | 隠居系男子

「ほぼ日」でも大坊珈琲店の特集が始まり、まだ第2回までしか公開されていないのですが、非常に響く言葉があったので今回ご紹介しておきたいと思います。

「静かに約束して、静かに守る。」

大坊珈琲店が、オープンした時に配っていたチラシが本記事内で公開されていました。

大坊珈琲店チラシ

このチラシを見て糸井さんが言っていたことが非常に共感できたので、以下引用してみます。

山下 ここでも約束をしてるんですよ。
「大坊珈琲店は年中無休です」って。

糸井 うーん‥‥なんて言うんだろうな、
一所懸命しか売り物にならないからね、若い時期は。
誰だってそうじゃないですか。
土下座するのは嫌じゃない?
だから、静かに約束をして静かに守るっていうのは、
なんか‥‥うん、いい。
若い人がとる方法として、ぼくは賛成ですね。
たいへんなことなんだよ、守るって。
大坊さんはあの店を、
自分の居場所にしようと本気で思ったんだよね。

引用元:大坊珈琲店 大坊勝次さんの38年 – ほぼ日刊イトイ新聞

約束を守り続けるということだけは、若者でもできる。

若者が良い成果物を出せないというのは、ある意味当然だと思います。圧倒的に経験がものをいう時もありますから。年齢が上の人達には到底かなわないということもあります。

しかし、「約束を守り続ける」ということは若者でもできる。

「毎日続ける」「時間を守る」といったような、静かな約束は誰にでも守ることができます。だからこそ難しいことでもあるとは思うのですが、そこに能力や経験というのは一切必要ありません。

若いうちに自分がつくった成果物の良し悪しに一喜一憂していても仕方がないです。そりゃブレることもありますよ。

ただし一点だけ若いうちでもちゃんと反省するべき時があるとしたら「約束を破った時」「時間を守れなかった時」だと思います。

むしろ、そうやって日々を過ごしていくうちに自然と「能力」や「経験」というものは積み重なっていくのではないでしょうか。まさに以下の記事で書いたように、毎日続けることは才能さえも凌駕するというカタチで。

参照:毎日続けることは才能さえも凌駕する。 | 隠居系男子

最後に

僕が同世代で信頼している人たちも、約束を守ることができる人達です。

若い人の中には、その若さゆえに色々とアツいことを言ったり、極端な言動で注目を集めている人もいます。実際に僕が信頼している同世代の人の中にも、そうゆう人は何人かいます。

しかし僕は、そうゆう仰々しい言葉や思想に惹かれて彼らを信頼しているわけではありません。

彼らは、派手な言動の裏で静かに約束を守っているんです。毎日毎日ただひたすらに。時間もしっかりと守っていて、責任感もって日々を生きている姿に尊敬し信頼を寄せているわけです。

最近は、こういった考え方が非常に大切だなと思う機会が増えてきたので今回書いてみました。読んでくださった方の何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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