丁寧な暮らしとは「自分の洗濯物をたたむ時間がある」ということ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

これからの暮らしを考える「灯台もと暮らし」を始めてから、「あなたにとって丁寧な暮らし、地に足の着いた暮らしとはなんですか?」という質問をする機会が増えました。

そんな中、自分はどうなのだろうと最近よく考えていたんです。

そして、僕が辿り着いたひとつの答えが「自分の洗濯を自分でたたむ時間をとれるかどうか」でした。

時間軸に触れること。

じゃあなんで「自分の洗濯物を自分でたたむ時間」なのかなーと考えてみると、それはきっと自分と時間を共にしたものを一枚ずつ確認しながらたたんでいく、そんな作業の中で生まれる集中できる時間が好きなのではないかなと。

一枚ごとに経年劣化を感じられる瞬間。もちろん、ジーンズのように経年“優化”を楽しめるものもあります。

なかなか言語化が難しいのですが、その時間軸に触れられて、そこに折り合いをつけていくことが好きなのではないかなと。

つまり、端的に言ってしまえば「経過を楽しむ」ということなのでしょう。

先日「灯台もと暮らし」でインタビューさせてもらった小倉ヒラクさんも同じようなお話をしていました。「人間の本質的な快楽は、つくって育てること」なのだと。

参照:きんきら菌と恋に落ちた小倉ヒラクさんが語る「発酵デザイナー」ってどんな仕事? | 灯台もと暮らし

これも”生き物の成長”という、ものすごくクリエイティブな時間軸に触れられることができるという意味だと思います。

日々の微細な変化を捉えながら、結果ではなくそのプロセスを楽しんでいるわけです。

派手ではないけれどその瞬間を連続として捉え、その時間軸に触れながら楽しむことができるかどうか。それが今の僕にとって、丁寧な暮らしであり、地に足の着いた暮らしでした。

なんだかそんなことを考える今日このごろです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー。

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