新しいニッチな当たり前。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近よく気になるのが、「その考え方が主流になっていくのは間違いないけれど、一方で従来のこのあり方も大切だし、重宝がられるはずだよね」っていうところです。

具体的には以下のツイートとか。


共有空間が求められるからこそ、「徹底的に孤独になれる空間」の需要も増すはず。

例えば、上記の例にも近い話なのですが、最近ではシェアハウスのような共有空間がドンドン当たり前になってきていますよね。だからこそ、逆に徹底的に孤独になれる空間にも需要が出てくるはずだろうなぁって考えたりします。

漫画喫茶やネットルーム、ビジネスホテルとかが、今はある意味そんな空間の役割を担っていると思うのですが、そこで提供されているコンテンツとか、内装、料金プランとかは全然見合っていない印象。

個人的には自動車に注目していて、ずっと車は個人のプライベート空間に変化していくと主張し続けているんですが、なかなか実現されません。。車は移動するためのツールというところから、「車は個人のプライベート空間である、移動する必要は必ずしもない。」っていう発想に切り替わったら、車の新しいイノベーションが生まれると勝手に予想しているのですが、どうなんでしょう。

未来のニッチを想像(創造)したっていい。

ちょっと話が脱線してしまったので、もとに戻しますね。

今の世の中の流れを踏まえた上で、「人々は繋がりを求めていて、共有することに意識が向いている」っていう方向性だけで考えてしまうと、こういう発想ってなかなか生まれてこないですよね。

「でもそれってホント?必ずしもそうじゃない時もあるよね?」って考えていくと、意外とアイディアっていうのは生まれてきやすい。

「未来の新しい当たり前を想像(創造)する。」という言葉が一時期大流行していましたが(今も?)、それと同じぐらい未来のニッチを想像(創造)したっていいわけです。

新しい当たり前だけが市場じゃない、ニッチな分野にも十分市場は存在する。

むしろ、新しい当たり前を作り出してグローバルプラットフォームを目指してみたところで、そこをガッツリと握っていくことができるのはアメリカで、これからは中国が席巻していくのかもしれないといのは間違いないのだから、もしかしたらこの極東から発信するべきは「新しいニッチな当たり前」なのかもしれない。

最後に

何かが求められれば求められるほど、その真逆のモノも振り子現象的に同時求められていく。だからこそ、その真逆の方を狙いにいくっていうのは割と良い戦略だと思います。

この時に、一番重要なことはメインストリームの文脈もしっかりと理解しておくということ

どうして、それがメインストリームになっているのか、それを徹底的に分析して理解しておく。逆説的ですが、そうすることによってメインストリームでは満たされない心や欲求なども自然と見えてくるはずですから。

そこに未開拓な地が広がっているかも知れない…そんなこと考えたら自然とワクワクしてきませんか。

僕なんかはワクワクしてしまいます。そして、それが、“予定調和過ぎないもの”を生み出さないことにも繋がるのではないでしょうか。それはまた別の機会に書いてみようかなと思います。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

スポンサードリンク