りんご娘のインタビューで思い出した、田舎育ちが幼き頃に東京で得た「原体験」の大切さ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、MATCHAで以下のような記事が公開されました。

「東京ガールズコレクション」へ行こう!with りんご娘 – 前編 – – MATCHA

「東京ガールズコレクションへ行こう!」 with りんご娘 – 後編 – – MATCHA

青森県の地方アイドルである「りんご娘」。若干15歳の彼女たちは「将来モデルになりたい」と願い、今回の「東京ガールズコレクション」を観るために青森から上京してきました。

彼女たちの記事を読んでみて、「幼き頃の原体験の大切さ」について少し思うところがあったので、今日はそんな話を書いてみようと思います。

自分の幼き頃の原体験

人生が明らかに変わった思う瞬間はいくつかあるのですが、きっと一番最初の転換点は、11歳の時に兄に連れてきてもらった東京観光だったと思います。

当時19歳の兄と二人だけで渋谷・原宿・新宿・秋葉原・池袋と見て回りました。

それまで函館からほとんど出たことがなかった自分としては、見るもの全てが新鮮で、今でもその時のことを鮮明に思い出します。

渋谷や原宿ですれ違う洗練された人々、無数の高層ビル群…。

期待と不安から手が汗でびちゃびちゃで、切符の磁気がおかしくなってしまい、何度も改札が通れなくなったこと。

電車の中、手持ち無沙汰でキョロキョロしている自分に兄が手渡してくれた星新一の短篇集。

初めて見る東京の光景と、星新一の不思議な世界観が相まって、それまでに体験したことのない読書体験をしました。

「あー、世の中にはこんな場所があるのか!」と、東京という街が持つ力を理屈抜きで、自分の中にダイレクトに刻まれた瞬間だったと思います。

「少しでも早く田舎を抜けだして、東京へ行こう。」そう思えた“原体験”でした。

15歳までに日本の中心をみておくことの重要性。

彼女たちのインタビューがそうであるように、まだ「無謀」という言葉が存在しない時期に、真正面から自分の夢を語ることがいかに大切なのか。

感受性豊かな時期に、それを「原体験」として体感しておくこと。

少し不安になりながらも、そんな体験を「日本の中心」ですることによって、その後の人生においてとても大きな財産になるのだろうなと…。

最後に

世の中の選択肢を見た上で決めた自分の将来と、世の中を見ずに決めた自分の将来。

どちらも自分の意志で選びとっていることに変わりはないですが、そこには天と地ほどの差があると思います。

いくつになっても、自分にとって気になる場所があるのであれば、その欲求に従ってすぐに見に行ってみること。それが若ければ若いほど、自分の中に深く刻まれていくのは間違いありません。

参照:反日デモ最大級のあの日、僕は北京日本大使館の前にいた。 | 隠居系男子

そんなアタリマエのことを、彼女たちの記事を読んで思い出させてもらいました。

皆さんの何かしらの気付きにも繋がれば幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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