【寄稿】将来自分が携わりたいと思う企業に、自分のブログという最強のエントリーシートを送りつける。

どうも臼井(@aki22_usui)です。

現在、海外をフラフラとしながら、各国での日本のアニメやマンガ、ゲーム(以下包括してオタクカルチャー)といった、いわゆるオタクカルチャーにフォーカスしながら旅をしております。

僕が見てきた海外のオタク事情なんかは、是非とも僕のブログ(オタクのお宅)を見ていただければと思うので、今日は全くオタク要素のないことをお話ししたいと思います。

好きなものとともに生きていくための生存戦略。

さて、まず今回の話をする上で、前提として読んでいただきたいのが、隠居系男子さんのなかでも有名な以下のエントリー。

次世代を生きる若者が、好きなモノに囲まれた人生を送るための唯一の方法。 | 隠居系男子

僕も非常に参考にさせてもらっているエントリーのうちの一つで、この記事を読んで共感し、そこから隠居系男子さんのファンになったという方も多いのではないでしょうか。

しかし、「なるほどなぁ…。」と大いに共感はしつつも、実のところいまいちピンとこない人もまた、多いのではないかとも思います。

好きなモノを叫び続ければ企業の人の目にとまるは本当。

上記のエントリーの最初のポイントは、まず好きなモノについての意見を定期的に発信して、企業の中の人の目に止まってもらうということでした。僕もそうだったのですが、ピンとこない方の理由は、この部分にあまりリアルなイメージを持てていないからではないかと思います。

しかし、エントリー内でも書かれていたように、案外企業の中の人は泥臭くネットの海を彷徨って、色々とリサーチし、隅から隅まで自社のこと、その業界のことを調べているものなんです。

一つ、実体験から例をあげると、僕は現在海外での日本のオタクカルチャーという軸でブログを運営していて、将来は何らかの形で日本のコンテンツ業に携わることがしたいと思っています。

ブログのデイリーPVおおよそ150~200、UUは大体100前後と、かなりの弱小ブログですが、それくらいのブログでも企業の中の人はちゃんと目を通しているものなんです。

というのも、このブログ経由でオタクカルチャーを扱う大手メディアさまから、記事の寄稿の話や問い合わせがちょいちょいくるようになったからです。

こういう具体的な数字、それも何万PVとか、何千UUとかそんな数字ではなくて、数百という現実的な数字が出てくると、「それくらいの数字のブログでも企業の人は見てくれているのか」と少し現実的にイメージできるのではないでしょうか。

ブログは、自分が将来携わりたい業界の企業を狙い撃てる。

さて、ここからは「次世代を生きる若者が、好きなモノに囲まれた人生を送るための唯一の方法」とはちょっと違った形で発展系の話をしたいと思います。

個人ブログレベルでも、企業の中の人に見てもらえるんだという事がなんとなくイメージできたらば、次にブログの最大のメリット、「自然検索」ということに注目していただきたいです。

例えば、「シンガポール オタク」とGoogleで検索すると、現在僕のブログの記事が一番上にくるようになっています。

シンガポールと言えば、日本でも爆発的人気を誇るスマホゲーム、『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』の運営元であるブシロードさんが現地にオフィスを構えるほど、海外のなかでも現在日本のオタクカルチャーが著しく根付いていっている国の一つでもあります。

だとすると、海外展開を考えているオタクカルチャーを扱う企業の中の人であれば、シンガポールのオタクカルチャー事情について調べるとき、上記のキーワードで検索することがあっても、何らおかしくはないですよね。

つまり、PV数百という弱小ブログは、世の中のオタクカルチャーに所縁のない99%の企業の中の人には届かないというだけであって、オタクカルチャーを扱う残りの1%の企業の中の人には十分見てもらえるチャンスがあるということなんです。

自分のブログが最強の履歴書・ESになる。

そして、それがさらに上手いこといくと、自分のブログが最強の履歴書やESの代わりになる可能性だって十分あります。

もし自分のブログが企業の中の人にしっかりと届いていたとすれば、例えばESで指定されるテーマ以外にもたくさんのことを自分のブログに書き記すことができますし、他のライバルたちが「何文字以内で」という制約のなか、書き上げたESなんかよりも、何百倍も濃い内容書くことができますからね。

何より、自分のブログを通してその業界や企業のことについての情報のインプット・アウトプットを繰り返すことによって、自分自身にしっかりとした知識が身につきます。

それは、よくあるESを書くためだけにウィキペディアから拝借したような付け焼き刃の知識なんかでは、到底太刀打ちできない力になるはずです。

最後に

今回ここで書いたことは、オタクカルチャー以外のことでも、いくらでも置き換えられます。将来ファッション業界に身をおきたいのであれば服のこと、音楽業界であれば音楽のこと、ブログで書いてみればいいわけですからね。

これから就職活動を控えてる学生の方なんかは、今から自分のブログという最強のESを送りつける準備をしてみてはいかがでしょうか。

というわけで、ざっくりと僕が思うブログの可能性についてお話しさせていただきました。

最後は少々宣伝をさせて下さい。オタクカルチャーを扱うのメディアさまから記事の寄稿の話や、問い合わせがくるようなったと前述した通り、その一つとして「アニメイトTV」さんにて、僕の連載が始まりました。

自分が海外放浪オタクになった理由【世オタ! 第1回】 | アニメイトTV

アジアのゲーセン事情【世オタ! 第2回】 | アニメイトTV

自分のブログと並行して、読んでいただければ幸いです。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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