「そうは言っても、こうあるべきだ」という口癖はもうやめた。

「◯◯がやってみたいんです!」

Waseiの社員や「灯台もと暮らし」に携わってくれている方々から、突然あがってくる突拍子もない意見があります。

たとえば、「オフィスはもういらないと思います!」や「ウェブメディアだけど、ものづくりもやってみたいです!」など。

そんな時、僕のこれまでの口癖は「そうはいっても、◯◯はこうあるべき」でした。

「オフィスはなくしませんか?」という提案に対しては「そうはいっても、会社にはちゃんとオフィスがあるべきだ」など。

でも、それが大きな間違いだったなあと最近改めて気がつきました。

今日はそんなことを少しだけ書いてみたいと思います。

思考停止状態に陥らないこと。

じゃあ、どうしてそうやって否定してしまうことが間違いなのか?

それは、自分自身で考えた結果じゃないからです。

自分のあたまで考えた末に、そういう在り方が一番正しいと思ってたどり着いた結論でであれば、トップの判断としてそれは正しいと言えるでしょう。

でも、あくまで先人たちの経験上、それがたまたまうまくいった方法だったり、社会通念上それが当たり前だからという理由だけで、せっかく上がってきた意見を頭ごなしに否定してしまうのは間違いです。

それはもう完全に思考停止状態と言えるでしょう。

「僕らはこうありたいのに、それは本当にできないことなの?」

もちろん、できない可能性もあります。

いや、うまくいった前例がないのであれば、できない蓋然性のほうが高いでしょう。

でも、本当にできないかどうかは、やってみないとわからない。

これだけテクノロジーが発展してきて、驚くほど早いスピードで社会の前提が大きく変わってきているタイミングで、やる前から諦めてしまうのは非常にもったいない。

「僕らこうありたいのに、それは本当にできないことなの?」と、あらためて問い直すことが今とても大切なことだと思うのです。

最後に

だからこそ、今の時代を生きる僕らにとって重要な在り方は「これまでのあたりまえを疑うこと」

そして、常にその趣旨に立ち返って自分自身で考えてみることなんだと思います。

参照:大企業を経験していないことがコンプレックスでもあり、財産でもある。 | 隠居系男子

「ずっとやってみたいと思っていたけれど、なんとなく諦めてきたこと」を全力で開放できる空間をつくっていきたいなあと思います。

参照:その人がその人らしく成長発展していける場をつくりたい。 | 隠居系男子

いつもこのブログを読んでくださっている方々の参考になれば幸いです。

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