成功するかどうかよりも、成功するために選んだ方法が自分(たち)にとって納得感があるのかどうか、信念に反しなかったかどうか、そんなことが大切だと思っています。
今日はそんなお話です。
あえてメディア化(企業化)させない。
例えば僕らのような業種であれば、あえてメディア化(企業化)させないということもひとつの戦略です。
「企業が運営しているメディアではなく、あくまで複数人で運営しているブログ(ネットメディア)です!」って言ってしまえば、同じように収益化できていたとしても、大手企業であれば必ず必要とされる煩雑な手続き(取材許可など)を一切排除することができてしまいます。
そして、今この時代に強いのは、間違いなく小回りがきくほう。それはこのブログでも何度も書いてきたとおりです。とことんゲリラ戦でスピード勝負の時代。
思いついた時におもいついたままコンテンツを作って配信することができれば、圧倒的に勝率は高くなります。
それが原因で苦情がきたとしても「いやいや、これは個人のブログですから。」って言ってしまえば難なく逃れることができる。
「後ろめたさ」を排除していく。
でも、それでも僕らはあえてメディア化(企業化)することを選びました。
それはなぜか?
その理由はきっと、後ろめたさをなくしていきたいからなのだと思います。
以前、アパレルブランド「Ithe」のまつおさんがものすごくハッとすることをつぶやいていました。
誰にも・もちろん自分にも、「後ろめたさ」を感じることがないようにしていくことだけが、健康な心をたもっていく秘訣のような気がします。誰かへの後ろめたい気持ちがあると、どれだけ楽しい時間を過ごしていても、心のどこかにほんのりと暗い影を落としてしまうものですね。
— まつおつばさ (@m2aow) 2017年8月4日
結局、「より良く生きる」とは、後ろめたさを少しでも排除することに尽きるんだと思います。
「他者がどうしているのか?他者がなんと言っているのか?」そんなことはどうだっていい。
それよりも、自分(たち)の中で本当に納得感があるのかどうか、それが何よりも大事なんだと思います。
最後に
こればっかりは客観ではなく、とことん主観です。
だからこそ、自分(たち)の感情には絶対に嘘をつかないこと。
違和感があるまま、前に進もうとしないこと。
違う道を選べばもっとカンタンに成功できるのかもしれないけれど、その勝ち方が自分(たち)にとって本当に美しいと思えるかどうかは、常に問い続けていきたいところです。
後ろめたさがあるまま勝つよりも、たとえ負けたとしても、その時に後ろめたさがない方がきっと清々しい気持ちになれるはず。
「あおくさいこと言ってるなあ…」と思われるかもしれないですが、これからもこだわり続けていきたいポイントであり、大切にしたい矜持だからこそブログに書き残しておきました。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にも、何かしらの参考になれば幸いです。