どうも鳥井(@hirofumi21)です。
もうお気づきの方も多いとは思いますが、「灯台もと暮らし」では、特集記事をつくるときに、紙の雑誌を参考にしています。
「Web記事は、アンバンドルである。だから単発で記事が読まれいく。特集の期待感なんて煽っても仕方ない。」一般的にはそう言われていますが、それでも僕たちは毎回特集の扉記事というものをつくって、なんとかWeb記事でも特集感を作り出せないかと試行錯誤しています。
以下、特集例です。
この島は未来の縮図たり得るか【島根県海士町】特集、始めます。 | 灯台もと暮らし
暮らしている人の顔が見たいから【徳島県神山町】特集、始めます。 | 灯台もと暮らし
【あんぱん】泣きっ面に、ほころび顔に、あなたの暮らしにあんぱんを | 灯台もと暮らし
帰りたくなる町に暮らそう。【西荻窪】特集はじめます。 | 灯台もと暮らし
イメージは雑誌の巻頭ページの、あの期待感。
具体的にイメージしているのは、雑誌の表紙と巻頭ページの期待感。これからドンドンページをめくっていきたくなるような、あの期待感です。
そして、雑誌の一番最後のページに載っている「次号予告」なんかも参考にしていたりします。
どうにかあの期待感を、形を変えてウェブに持ってくることはできないのかなと。
ウェブの「縦スクロール」という特性を活かして。
僕たちが扉記事を作るときは、特集責任編集者の冒頭文に加えて、その特集の各記事に使う予定の写真も並べています。これはWebならではなのかなと。
写真は文章よりも圧倒的にものをいうは間違いありません。Web記事の縦スクロール型だからこそ、今はこの方法が一番しっくりくるかなと思っています。
これをみて、これから公開されていく特集の各記事を想像してもらい、期待感に繋げていきたいと思っています。
参考リンクも公開前に挿入する。
あとは、公開前の記事の題名も、扉記事の中に入れてあります。
そして、かなり細かいですが、各記事の本文中にも参考リンクとして入れる予定の記事の題名も、事前に入れてしまっています。
例えば、刺さる人には刺さってくれた「【島根県海士町】この島がこの島であり続けていくために – 観光協会 青山敦士 – | 灯台もと暮らし」という記事。この記事には「【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」(4/13公開予定)」というリンク予定の記事の題名も既に書き入れてあります。
こうすることによって、4月13日公開ということまでは覚えてもらえなくても、読者の方に、「この記事には続きがあるんだ!」ということは認識してもらえる。
そうすれば、またふと思い出した時に戻ってきて読み返してくれるのではないかと。
最後に
かなり無謀なことだとは、自分たちでも百も承知です。ただ、やらないうちから絶対に諦めたくない。
本当に無理なのかどうか、自分たちでやってみてから判断してみようと思っています。仮に失敗したとしても、そこから学べることは絶対にあるはず。
「灯台もと暮らし」では、これからも自分たちが本当に実現したい世界観へ向けて、こんな無謀なチャレンジにもドンドン挑んでいこうと思っています。
記事だけではなく、もとくらのそんなところも楽しんでもらえると嬉しいです。
それでは今日はこのへんで!
ではではー。