オリジナリティがあるひとに心惹かれる理由。

最近よく思っていることなんですが、たとえどれだけ結果や成果を出しているひとでも、そこにオリジナリティがないひとには自分は興味が持てないんだなあと。

たとえばの話、日本の地方にはドラッカーや盛和塾などを徹底研究して、成功している優良企業って実はたくさんあります。

たまにそういった企業を紹介されて、「ここを取材してみるのはどうですか?」ってススメられたりするんですが、どれだけ結果や成果を出していても、やっぱりそこにオリジナリティがないと興味が持てないのです…。

そして最近は、個人でもそんな人が増えてきた印象を受けます。

「あの人とこの人のやり方を実践して成功しているんですよね…?」というような。

今日は、なぜそんな方々に興味を持てないのか?その理由と、自分はどういう人たちに惹かれるのかについて、少し書いてみようかと思います。

自分自身で考えたかどうか?

つまるところ、今日の本題は「オリジナリティはどこから生まれるのか?」という話だと思うのですが、少し考えてみた結果、それは「自分自身で考えたかどうか?」なんだという仮説に辿り着きました。

「おまえは何を言っているんだ!結果を出している人はみんな自分自身で考えているから成功しているんだろ!」と思うかもしれません。

確かに、その反論はごもっともなんですが、上述したような人たちは「当てはめ方」を自分で考え抜いたタイプの方々なんですよね。

既に確立されているような明確な型があって、その型に自分の事業や生き方を当てはめた結果、成功している方々です。

僕がここで言う「考える」というのは、「自分自身で問いを立てたかどうか?その趣旨に立ち返って、ゼロ地点から考え始めたかどうか?」ということです。

問いと仮説、その両方を自分の頭でひねり出し、試行錯誤した結果生まれたものに対して、僕はオリジナリティを感じているんだと思います。

守破離の話で言えば、どれだけ結果を出していても、“守”の優等生には興味がなく、荒削りでもいいから、自分で問いを立てて、自分の道を探求し始めた人のほうが僕は心惹かれるわけです。

「ファッド→ファッション→スタイル→トラッド」最近の若者の中にある“道にしたい欲求”について。 | 隠居系男子

この記事で言えば、「ファッド」から始まっているひと。そして「トラッド」まで昇華させたいと本気で思っているひと。

具体的な人物で言えば、やっぱり小倉ヒラクさんなんかはそれがめちゃくちゃ上手だなあと思いながら、いつも陰ながら応援させてもらっています。

一方で、他者が作り出した「スタイル」や「トラッド」を踏襲して、うまくいっている人にはやっぱり興味が持てないんです。

最後に

誤解されたくないので改めて強調しておきますが、結果や成果を出している時点で本当に素晴らしいことだと思いますし、それだけで既に尊い存在です。

ただ、自分が興味を惹かれるひとや会社というのは、そんなオリジナリティがある人たちだということに気がついたので、今日のブログに書き残しておきました。

いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、何かしらの参考になれば幸いです。

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