今朝こんなツイートをしてみました。
「人生は配られたカードで勝負するしかない」という言葉の意味を「ありのままを受け入れろ」っていう意味で捉えている人って多いと思うのですが、僕は「そのカードが持っている意味を徹底的に理解した上で、その“切り方”を全力で考え抜け!」っていう意味だと思っています。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年6月1日
大富豪で3が配られてしまったのであれば、革命を仕掛けてからそのカードは切るべきだし、ジョーカーを持っているのであれば、そもそも「ババ抜き」というゲームに参加するべきじゃない。そうやって「自分に配られたカードを最大限活かせる状況を自らで作り出せ!」っていう意味で僕は捉えています。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年6月1日
ここが本当に自分が勝負するのに適したフィールドなのか?
なぜ突然こんなことを書き始めたのかといえば、素人の方が一念発起して新しい自分を求めてチャレンジをしていく番組を最近観たから。
こういう番組を観ながらいつも思うことは「ここが本当にこの人が勝負するに適したフィールドなのか…?」ということです。
昨今、時代の変化の影響で、多少のリスクを犯した上でも「まずはやってみよう!チャレンジしてみよう!」という方々が増えてきました。
「いつまでもうじうじ悩んでいても仕方がないから、まずは始めてみよう!」と、いい意味で開き直るひとが増えてきた。
この潮流自体は、ものすごく良い傾向だと思うんです。
僕も何度もこのブログでそうしたほうがいいと書いてきました。
参照:極端な偏愛もそれがお仕事につながると「アイツは昔からすごかった」と言われるようになる。 | 隠居系男子
ただし、せっかく勇気を振り絞って新たな一歩を踏み出そうとしたのに、フィールド選びやカードの切り方を間違って、また打ちひしがれてしまうのは、ものすごくもったいないことだなと…。
せっかく湧き上がってきたやる気や勇気をムダにして欲しくない。
最後に
もちろん、ありのままの自分を受け入れることは大切だと思います。
でもその上で、その自分を最大限活かせる環境に身をおくことに対しては、いついかなる時であっても常に冷静に戦略的であるべきだと僕は思います。
ストレングス・ファインダーなどは、その一助になるのだろうなあと。
参照:ストレングス・ファインダーを試してみて思うこと。 | 隠居系男子
なにを隠そう、自分自身が20代の頃にそうやってフィールド選びを間違ってムダに空回りをしていました。
参照:ファンづくりよりも、コミュニティづくりが向いているひと。 | 隠居系男子
だからこそ、今日のお話がいつもこのブログを読んでくださっている若い方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。