先週末、「私たちの居場所探しのはじめ方。これからの多拠点居住 in 青森県十和田市」というイベントが東京で開催されました。
今日は #灯台もと暮らし さんのイベント「これからの多拠点居住」に参加中。
東京と青森十和田、二つの場所で暮らす方のお話が面白い。
東京のオフィスが20万だとして、地方なら同じ金額で全国に3つ4つのオフィスを持てる。少し視点を変えるだけで可能性が大きく広がる。https://t.co/7sYPC3lpjg pic.twitter.com/0W6L5RGk1O
— 堀口英剛 #モノマリスト本発売中! (@infoNumber333) 2018年7月21日
今日は、このイベントを通じて僕が得られた気づきを少しだけ書き残しておこうかなと。
コミュニティスペース「14-54」を運営するアレックスさんのお話。
当日のゲストとして登壇してくれていた、青森県十和田市で「14-54」というコミュニティスペースを運営しているアレックスさんの言葉が、とても印象的でした。
「自分がやらなければ、きっと他の誰もやらなかったこと。」
「自分がいない時であっても、誰かがそのスペースを活用してくれていると嬉しい」と。
最近「14-54」では、地元の高校生たちが、ひと目を気にしつつも、男女仲良く集まって楽しそうに会話をしているそうです。
「もし彼らがカップルになったら、自分がつくった場所が一生の思い出の場所になるはず。」
このお話が本当にそのとおりだなと思うし、とっても素晴らしいことだなと。
参照:【青森県十和田市】「14-54」は街に開かれたオープンなイベント・交流スペース。アレックスとマイケルの新しい挑戦 | 灯台もと暮らし
自分がその場いない時でも、付加価値を生み出せる空間。
思うに「自分がその場にいない時でも、付加価値を生み出せる空間」って、これからドンドン重要になってくると思うんですよね。
「価値主義」という考え方が当たり前になってくれば、価値の種類はもっともっと多様化してくることは間違いない。
少なくとも「お金」だけではなくなるわけです。
そのときに、実際に自分が行動(働きかけ)をしなくても、勝手に「価値」が増幅する空間や場を提供することができるひとは、強いだろうなあと。
資本主義のもとでは、自分が働かなくても「資産」が増幅することができる空間や場をつくり出せたひとたちが、資本家になれたわけだから、価値主義のもとでも似たような現象は必ず起こるはず。
もちろんそれが、リアルな空間であってもバーチャルな空間であっても、です。
最後に
僕自身、幸か不幸か、自分がその場にいるよりも、その場にいないほうが多幸感を強く感じるタイプ。
考えるだけで自然と胸がアツくなってくるような空間、僕が大切だと思う価値が自然と増幅していくような空間を淡々とつくっていきたいなあと思います。
そして、これはきっと単純に“無色透明なプラットフォーム”ということではないんだろうなあと。
それが何なのかは、これからもトライ&エラーを繰り返しながら、手探りで探し当てることができれば嬉しいです。
いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、今日の気付きが何かしらの参考になれば幸いです。