ワクワクするコラボのつくり方。

近ごろ、コラボについて考える機会が増えてきました。

どうしても僕らは、何か新しいコラボを仕掛けようとする時、同じジャンルの中で、目立っている人(企業)同士をつなげようとしてしまいがち。

でも、そうすると予定調和的になってしまうんですよね。足し算にはなるけれど、掛け算にはならない…。

じゃあ、どうすれば掛け算になるようなワクワクするコラボをつくり出すことができるのか?

今日はそんなことを少しだけ考えてみたいと思います。

ワクワクするコラボをつくり出すためのカギとは?

思うに、コラボを仕掛ける側が、ジャンルや業界は全く違えども、それぞれ個別でめちゃくちゃ本気で追っている者同士をつなげることがカギだと思っています。

それは、個人の趣味の延長でも構わない。

わかりやすい例で言えば、映画「君の名は。」のRADWIMPSと新海誠さんのコラボ。

以前なにかの雑誌のインタビューで読んだのですが、このコラボはプロデューサーの川村元気さんがそれぞれを個別に追っていて、この映画をつくる際に両者を引き合わせたことがきっかけらしいのです。

自分がハブになっているからこそ、異なるジャンルでも似通っている部分が多い。

自分(仕掛ける側)がひとつのハブになっているからこそ、両者が根底で繋がっている可能性も高くて、信念や美意識が似通っていることも多い。

ただし、このときに気をつけたいことは、どっちかのファンが「喰われた、利用された」と感じてしまったらアウトなんだと思います。

理想としては、両者のファンがちゃんと喜んでくれて、どちらの方面からも拍手喝采が巻き起こること。

難しいことですが、そうすることで初めて掛け算のコラボになると思います。

コラボする者同士が誰よりもワクワクしていること。

そして、WaseiSalonも個人的にはそんな場所にもしていきたいと思っています。

現在、集まっている方たちの職種やジャンルは、バラバラです。

でも、僕が個人的に追っていたひとたちが、このひとつの空間に集まってくれている。

あとは僕が無理やり繋げようとしなくたって、必要なときに必要なタイミングで勝手にコラボが生まれていくと思っています。

ここまで、書いてきてハッと気付いたんですが、ワクワクするコラボで一番重要なことは、コラボする者同士が誰よりもワクワクしていることだと思うんです。

つまり、ビジネスの関係性という枠を超えて、お互いがお互いにしっかりと惚れ合っていること、友達になっていることが重要なのだろうなあと。

最後に

そんな出会いの場を提供する。

それさえ創り出すことができれば、ワクワクするコラボというのは自然発生的に生まれてくるのかなあと思う今日このごろです。

いつもこのブログを読んでくれている方々にとって何かしらの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。