最近考える、後ろめたさについて。

昨日も「#もとくらの深夜枠」のライブ配信が行われました。

配信の後半、EVERY DENIMの山脇さん・島田さんと一緒に「後ろめたさ」の話をしました。

以前も、このブログで「後ろめたさ」の話を書いたことがあるのですが、最近の考えをまた少しだけ書き残しておこうかなと思います。

参照:後ろめたさをなくすために。その勝ち方にこだわり続ける。 | 隠居系男子

自分の得しか考えていなかった学生時代。

今から約10年ほど前、僕が20歳のころは「モバオク」というオークションサイトがありまして、当時の自分はそこで自分が持っている洋服などを販売して、お金を稼ぐことが多かったです。

今で言う、メルカリですね。

当時、モバオクに商品を出品するとき、決して嘘はつかないと決めていたのですが、自分が一番得をするようにと、後ろめたいことはたくさんしていました。

そのおかげで、学生にしては結構な金額を稼ぐことができていた。

ただ、今になって考えてみると、どちらにせよ結果的にはプラマイゼロになるようになっているように思います。

自分の徳を回収するまでに10年掛かった。

なぜなら、そこで消耗してしまった“徳”を回収するまでに、かなり時間を要してしまったから。

今年31歳になるのですが、本当に10年ほど掛かったと思います。

「徳」って不思議なもので、ものすごく曖昧なものですが、それが自分の中でちゃんと積み重なっていると、何か勝負事があったときや、一歩踏み込んで挑戦しなきゃいけないときに、グッと自分を信じれるようになるんですよね。

日和らなくなるというか。

それは、スポーツの「練習が嘘をつかない」や、試験勉強の「準備で本番が決まる」という感覚にも似ている話だと思います。

最後の一歩、いや半歩だけでも、自分を信じて前に踏み出せるようになる。

参照:はじめから回答を用意している人のつまらなさ。 | 隠居系男子

だからこそ、徳を積むことは本当に大切で、それは言い換えると、人生における「練習」や「準備」をしていることと同義であるとも言えるのだろうなと。

最後に

じゃあ、どうやったら徳を積めるのか?

つまるところ、日々の暮らしや経済活動の中で、自分の中から後ろめたさを極力排除していくしかないのだと思います。

人間だから、どうしても自分にメリットがあるように、我田引水をしてしまいがち。それはもう、人間の性として認めるしかありません。

でも、そこでちゃんと自覚的になって、グッと堪えて、本来のあるべき姿、もっと長期的な理想や大きな集団のメリットを考えて、自分の中のできる限りの胆力を発揮していくこと。

その「徳を積み重ねている」というある種の成功体験が、次の自分の自信にも繋がっていく。

かなり抽象的な話ではありますが、いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても何かしらの参考になれば幸いです。

[昨日ライブ配信した#もとくらの深夜枠はこちら]

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