どうも鳥井(@hirofumi21)です。
昨日、一昨日と函館蔦屋書店に関する記事を書きました。
函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル! | 隠居系男子
函館蔦屋書店で見つけた、地方の文化を育む新たな“居場所” | 隠居系男子
今も多くの方に読まれていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
読んでくれた方の中には、「蔦屋書店のために函館まで行きたい!」とコメントしてくれる方も多く、少しは自分の地元に貢献できたのかなと思います。
ただ、今回の一連の流れを振り返って思うのは、やはりまだまだ地域の情報を伝えるブロガーが少ないんだということ。
「地方」が「都会」とはまた違った文脈で発展していきそうな兆しを見せている今だからこそ、地域密着型のブロガーが求められていくんだろうなと思います。
今日は、前々から感じていたそんな「地域密着型ブロガーの必要性」について少しだけ書いてみようと思います。
多くの方に読まれることを想定して書いた。
実は、今回の記事は最初から多くの方に読まれることを想定して書きました。
特に一本目の記事「函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル!」に関しては、多くの人がシェアしやすいカタチで書いたつもりです。
それでも、書いているうちに自分の意見を余計に盛り込み過ぎてしまって、シェアされる記事としては60点ぐらいだとは思いますが…。
これがもし、バズをいつも起こしているような有名ブロガーさんたちが書けば、もっともっと読まれる記事になったと思います。
シェアされる記事には型がある。
多くの人にシェアされていく記事というのは、一定の型があります。
ここでその型を一から説明すると本筋からずれてしまうので、ここでは省略しますが、それになぞって書いていけば、それらしい記事を書き上げることはそれほど難しいことではありません。
むしろネタ選びのほうが、俄然重要となってくるわけです。
地方にはネタがたくさんある。
地方在住のブロガーさんというと、アメブロのような無料ブログサービスを使って個人の日記的な要素の強いブログを書いている人が多いという印象です。
彼らの記事は、それはそれで素晴らしいのですが、多くの人が「知りたい!読みたい!」と思うようなことを意識して書かれてはいないので、広くシェアされていくようなことはありません。
そう考えると、地方にはまだまだ読まれるネタというのが多く存在するのではないでしょうか。
今回の蔦屋書店も昨年の12月に完成しているので、オープンしてからもう結構な日にちが経っていますが、誰も取り上げてはいませんでした。
もしこれが都内の施設であれば、オープン初日、いや関係者の内覧会後すぐに有名なブロガーさん達が我先にとアップして、自分にチャンスなんて絶対にまわってこなかったでしょう。
地域密着型のブロガーが求められている。
色々なところで既に語られていますが、これからの地方には、今回の蔦屋書店の様に“体験型”の施設やサービスがドンドンと出てくることでしょう。
そしてそれは、今回の代官山と函館の関係の様に一見すると似ているのですが、それは完全に似て非なるものです。
今までは都会にあったものをそのまま持ち込んで「どや!これが都会の最先端だ!」と言わんばかりに運営されてきましたが、これだけ地方と都会の格差が広がってくると、そのまま持ち込んだところで、もうウケないということはわかりきっています。
これからは、必ずその地方の特徴に合わせたカタチに変化させて提案されていくはずでしょう。
そうなってくると、実際にその場所で体験した人でなければ書けないようなものばかりになってくるはずです。
その時に、地域密着型のブロガーがその地域に存在し、読まれる記事の型を守ったブログを書けば、もっともっとその新しい取り組みが注目され、結果として地域活性化の一助となる事ができるのではないでしょうか。
これから地方が都会とは全く別の文脈で独自の発展を遂げていく中で、今こそ地域密着型のブロガーが必要となってくるのだと思います。
最後に
「ブログは終わった。」という話はもう何年も言われ続けている話です。そして、今も言われ続けています。
これは半分正しくて、半分間違っていると僕は思います。
その時期に流行しているジャンルを書くブログが過当競争に入り、結果的に皆がそういったブログに飽きてきてしまうことがそう言われる要因なのでしょう。
最近の流れで言えば、ライフハック系→iPhone系→ソーシャル系と来て、次にバイラルメディアや動画などという流れの中で、各ジャンルの終焉ごとにブログが終わったと言われてきているように感じます。
しかし、ブログという“手段”はまだまだ可能性はあると思っています。大切なのは次に来るであろうネタを選び、ブルーオーシャンでやれるかどうかです。
その可能性の一つとして考えられるのが、今回ご紹介した体験ベースで語る地域密着型ブロガーなのではないでしょうか。
それを伝えたくて、今回の記事を書いてみました。
<追記>
こんなアプローチもやってみたいです。
地方ブーム到来!?地域密着型ブロガーの記事を集めたサイトをつくりたい! | 隠居系男子
つまるところ、やっぱりいいたいことは…
“実体験”を大切に。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!