Webライターが良い写真撮るための大前提は、自分自身が取材を目一杯楽しむこと。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

Webライターにとって、写真を撮れるかどうかはとっても重要な要素です。

各媒体でこれから一次コンテンツがどんどん求められるようになれば、「写真も撮れればいいよね」というよりも、もはや必須のスキルになってくるはずです。

でも、そのための写真撮影ノウハウがまとまっている記事や書籍というのは、存在しませんでした。グルメ記事の撮影ノウハウなどをまとめた個人ブロガー向け、もしくは写真を趣味としている人に向けられた専門性の高い内容のどちらかだけ。

Webライターが、読んだその日からすぐに実践できそうな内容、特にイベント取材やインタビュー取材などの写真撮影のノウハウは見当たりませんでした。

だったら、そんな記事を自分たちで作ってしまえばいいのではないか?そうすれば、多くのウェブライターの悩みを解決することができるのではないか?

そんな考えから、弊社の編集者兼カメラマンであるタクロコマに、壮大なムチャぶりをして、壮大な写真撮影術の記事(16,000字超え!)を書いてもらいました。

写真が撮れてこそWebライター!本気でライティングを仕事にしたい人のための写真術 | 隠居系男子

おかげさまで、大変多くの方々に読んでもらうことができて、「参考になった!」という嬉しいコメントも多くいただいています。

取材がうまくいったときは、写真も良いものになる。

さて、今日の本題はここからなんですが、僕は写真を撮りません。いつも「灯台もと暮らし」編集部メンバーが撮っているのを客観的に眺めているだけ、です。

だからこそ、彼らが撮ってくる写真を見ていてよく思うのですが、文章だけではなく、写真にも個人の熱量は驚くほど投影されているなと。

なんというか、取材がうまくいった時の写真というのは、びっくりするぐらい引き締まってみえるのです。観た瞬間に「あ、これは迷いがなかったな」っていうのがすぐにわかる。

取材をしてきて「うまくいった!楽しかった!」っていう想いが、写真にそのままダイレクトにあらわれている感じ。

逆に、思ったようにうまくいかなかった時は、写真にもその迷いが見事に表れていて、おもしろいぐらい内容と連動してしまいます。

良い写真を撮るための大前提は、いかに自分が取材を楽しめるかどうかである。

だからこそ、良い写真を撮るための大前提は、いかに自分が取材を楽しめるかどうか、だと思うのです。写真の良し悪しはそれで9割は決まると言っても過言ではないのかもしれません。

こんな言葉を使ってしまったら元も子もないですが、取材時に取材対象者に対してどれだけ愛があるか、だと思います。

こればかりはマニュアル化できないものですし、ものすごく属人的な話です。しかし、誰でも気軽に参入できてしまうウェブライターという仕事だからこそ、ここの技能を磨いておくことは、何よりも差別化につながっていくのではないでしょうか。

もちろん、雑誌のお仕事のように、ライターやカメラマン、編集者など全てを分業で行う形式も一切否定しませんが、リアルで生々しいコンテンツが要求されるWebコンテンツだからこそ、ライティングも写真も全て自己完結させて、そこに一個人の圧倒的な熱量や想いをのせる訓練というのも、しておいても損がないと思いますし、絶対にこれから役立つ能力だと思います。

参考
「上手い素人」と「ヘタなプロ」の違い。 | 隠居系男子

ウェブで求められているのは、リアルで生々しいもの。 | 隠居系男子

最後に

そのための第一歩が、この記事にまとめた基本的な部分を実直に実践すること。

写真が撮れてこそWebライター!本気でライティングを仕事にしたい人のための写真術 | 隠居系男子

その上で、ドンドン取材をこなしていき、上手く熱量をのせる方法を体で学んでいく。そうすることで、結果的により良いWebコンテンツを作っていくことができるようになると思います。

今回の記事と合わせて、LIGブログ編集長・朽木誠一郎さんの以下の連載も参考になるはずなので、ぜひ合わせて読んでみてください。

這い上がれ、報酬2,000円ウェブライター! ‐ LIGブログ 朽木誠一郎 ‐ | 灯台もと暮らし

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

スポンサードリンク