理想を追い求めている過程こそが、本当の答え。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日のお昼にTwitterでもご紹介したのですが、坂之上洋子さんの「面白い、って、どういうこと?」という記事がとっても良かったので、このブログの方でもご紹介しておきたいと思います。

「自分が好きなことを嬉しそうにしてる人は、最強。」

僕がこの記事にとっても共感してしまったのは以下の部分。

最近、俳優の松峰莉璃ちゃんとよく一緒に遊んでいるのですけど。私、彼女が命がけで好きな舞台とか演劇、ちっとも興味ないんですよね。苦笑

でも、彼女はそれが大好きだから、目をキラキラさせて一生懸命、私に興味もたせるように話をしてくれるんです。だから、ちょっと聞いてて面白いかもって思う時があります。

また、男の友人で、とにかく野球が大好きな人がいるのですが。でも、私野球も興味ゼロなんですよね。本当に本当に面白いと思わない。笑

だけど、その人、あんまりに嬉しそうに説明してくれるんで、時々「へぇ」と思って、思わず聞いてしまったりすることあります。

やっぱり、自分が好きなことを嬉しそうにしてる人は、最強なんじゃないかと思います。

ここで書かれていることに関しては、自分も以下の記事などで頻繁に書いてきたのでとても納得してしまいました。

参照:ウェブ時代は、プロのライターよりも大好きな人が語るアツい記事のほうが面白い! | 隠居系男子

答えのようなモノを追い求めている過程こそが、本当の答えなのかもしれない。

これだけであれば「共感した!」という話だけで終わってしまうのですが、更にハッとさせられた部分が以下です。

そして、もうひとつ、ここが大事なんじゃないかな、と思うのですけど。。。

そういう自分が好きなこと(コスプレでも、プラモデルづくりでも、経済批評でもなんでもいいんですけど)を認めてくれ自然に心地よく受け入れてくれる人が集まっている場所を常に探しに行く努力をするのが、実は最も大事なんじゃないかな、と思います。

(中略)

それで、やっと見つけたその居場所も、つねに、自分も人も変化するので、少しづつ変わるという事実を受け入れて、依存しないこと。

最近よく思うのですが、絶対的な答えや境地というものに辿り着くことはまず不可能です。全てが流動的であり、常に変化し続けているからです。

それは以下の記事でも書いてきたところ。
参照:歴史は往々にして韻を踏む。 | 隠居系男子

つまりです、理想的な状態になんて到底たどり着けるわけがない。でもだからといってそれを追い求めることを諦めちゃいけない。むしろ、その追い求めている過程こそが、本当の答えなのだと思います。

そのような過程が、結果的に遠い未来から振り返った時に答えだったということになるのではないでしょうか。

最後に

ここからは完全に蛇足ですが、一緒に書いておきたいので書いておきます。

今、憲法のついて色々と言われていますが、憲法前文に書かれている内容というのも、確かに実現可能性はかなり低いです。遠い遠い未来にならないと、全文に書かれているような理想的な世界というのはやってこないのかもしれません。

しかし、この全文に書かれている理想的な世界を目指すこと、その目指す過程こそに意味があるのだと僕は思います。

そのためには、たとえ国際的に権利が認められているとしたとしても、たとえ解釈次第では権利行使可能であったとしても、それを行使しないということが大切なのではないでしょうか。

…蛇足どころか話が明後日の方向に飛んでいきそうなので、これ以上はやめておきます。

でも近ごろは、そんなところに答えが眠っている様な気がしています。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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