昨日、こんなツイートをしまして。
コミュニティを運営していると、どうしても運営が考える“理想的なメンバーの模範行動をとっているか?”という基準で相手に行動を催促しがちなんだけど、そうではなく本人が楽しんでいるかどうか?満足しているかどうか?っていうところに目を向けたい。ロムっていたい人を無理に参加させようとしない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年5月12日
今のコミュニティブームって、当時のバイラルメディア・キュレーションメディアのブームに似ている気がします。だからこそ、まわりの状況に流されることなく、常にその本質に立ち返って「自分たちが本当に作りたいものは何か?」「世間から本当に求められているものは何か?」という基準を大切したい。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年5月12日
「鳥取メディア研究部」スピンオフ企画に参加して感じたこと。
そのあと、「鳥取メディア研究部」のスピンオフ企画に参加してきました。
この企画に、ものすごく感動してしまいまして。
「何に感動したのか?」僕が説明するよりも、一緒に鳥取メディア研究部の企画運営を行っていた小谷さんのツイートがわかりやすいので、そのまま引用させてもらいます。
なんかこう遠くにいるけど、感慨深い感すごいなぁ。 https://t.co/pAFwOYKq1X
— 小谷草志 (@KotaniSoushi) 2018年5月13日
ただただ、外部の人が来て地域について発信して去っていくでは意味がない。そういう想いで内部で生活してる人がより発信しやすいように学び取りつつ、発信に繋げてく。それが鳥取メディア研究部の企画主旨だった。#鳥取メディア研究部 #ぼくらが伝える鳥取
— 小谷草志 (@KotaniSoushi) 2018年5月13日
そういう想いに対して、共感して企画初期から携わってくれたのが鳥井さん( @hirofumi21 )でした。講師陣もあり得ないくらいすごい人達で。
染谷さん(@masatoshisomeya )や箱庭の森さん、平山さん(@t_hirayama0227 )にジモコロの柿次郎さん(@kakijiro )さんにイケダハヤトさん(@IHayato )さん。すご笑— 小谷草志 (@KotaniSoushi) 2018年5月13日
でも、何よりも毎回の講師陣が「参加者の熱量の高さ」に一番驚いてた。そこが一番嬉しい。今も続いてる参加者同士のゆるい繋がりが情報交換やスピンオフ企画、そもそも発信を続けるモチベになってる点がすごくコミュニティ的で鳥取らしくて良い。
— 小谷草志 (@KotaniSoushi) 2018年5月13日
(鳥取メディア研究部についての一連の流れについてはこちら → 「鳥取メディア研究部」を終えました。 | 隠居系男子)
環境さえ整えれば、自走し始める。
またまた少し話が逸れてしまうのですが、ヒラクさんが書かれたこの記事が、本当にめちゃくちゃ素晴らしくて、昨日ついついこんなツイートをしてしまいました。
ヒラクさん、これまでもずっと天才だと思ってきたけれど、これはマジでヤバい…。間違いなく、2018年のベスト記事。必読です。:全体性を信じて世界をつくる。発酵が生み出すローカルの可能性〈後編〉 | みんなのミシマガジン https://t.co/h1JJ5YActP
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年5月13日
騙されたと思ってぜひ一度読んでみて欲しい記事です。
で、昨日ぼくの中でこの3つの話が見事につながったんです。
それはどういうことかと言えば、コミュニティを作り出すとき、決して恣意的になる必要はないんだなあということ。
それよりも、その土地(場)にいる”ひと”を信じること。
そうすることで、コミュニティは自発的に動き始めて、勝手に自走し始めるんです。
そこにいる人たちが持っているピュアな部分を発露させる環境、それを淡々と整えるだけでいい。
僕ら「鳥取メディア研究部」の運営チームは、そのきっかけを提供したに過ぎなかったのだと、改めて気が付かされました。
最後に
「絶対にこうなって欲しい…!」とコミュニティに参加しているひとたちに無理やり行動を促すわけでもなく、かといって”魚”だけを与えるわけでもなく、”魚の釣り方のワクワクを共有する空間”をつくり出すこと。
参照:「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」のその先へ。 | 隠居系男子
この記事を書いたときはまだその片鱗が見えていただけに過ぎなくて、そこから半年たって本当の意味でそれが加速していて、とっても感動してしまったのです。
今回の鳥取出張で、意図せず「コミュニティづくり」について大切なことを学ぶことができました。
本当に、鳥取メディア研究部の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもみなさんの活動を心から楽しみにしています。
今日のお話がいつもこのブログを読んでくださっている方々にも何かしらの参考になれば幸いです。