地方のメリットは、空間が広く隙間があり、遊びを持たせることができること。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、色々な方々と交流してお話をしながら思うのは、地方のメリットはやっぱりなんといっても「空間が広いこと」なんだろうなぁと。

空間というか、「隙間があり、遊びを持たせることができる」ということなのでしょう。今日はそんなお話です。

隙間こそアイディアの源泉になる。

空間があるからこそ「じゃあこの空間使って何をする?」という発想に繋がっていきます。もし空間がなければ、その発想にさえ至りません。

これは「隙間があれば埋めたくなる」理論と一緒。自分の部屋のインテリアも空間に隙間があるからこそ、何かそこに物を置いてみようと思うわけで、隙間がなかったら何かをそこに物を置いてみようという発想さえ生まれてきません。

これは物体に限らず、アイディアにしたってそう。

「何かアイディアを出したいときは、先に3×3の9マスを作って、その穴を埋めるようにアイディアを考えろ!」とはよく言われる話ですが、隙間こそアイディアの源泉になるということなのだと思います。

効率化を目指すと、一番最初に排除されてしまうものも隙間。

しかし、効率化や最大化を目指すと、一番最初に排除されてしまうのも、ムダな空間であり隙間です。直接的な利益を生み出さず、一番コストがかさむ部分ですからね。

一方で地方の良さは、その隙間をそのまま残すこともできるし、それを活かして、また新しい“ムダ”を創りだすこともできる。

必要ならば自分たちでDIYすれば良いので費用もそれほどかからず、それを維持していくためのランニングコストもほとんどかかりません。

つまり、都会ではリストラ対象になってしまう「隙間」や「遊び」の空間が、いつまでもそこに残り続ける(雑な言い方をすれば、別に有効活用されていなくてもいい)状態にあることが、地方の最大のメリットなのだと思います。

最後に

都会は「与えられた問題に対して、最適解を導き出しなさい」という課題が与えられている場所。

地方は「自分たちで問いを作りなさい、そしてそれに対する自分たちなりの解を生み出しなさい」という課題を与えられている場所だということなのでしょう。

今の時代、どちらがよりクリエイティブになれるかといえば、やっぱり後者の方ですよね。東京の中でも西側ではなく東側が面白いと思うのも、そういう理由からです。

参考:僕が「東京右半分」を面白くて、つまらないと思う理由。 | 隠居系男子

あと、完全に余談ですが、空間が広いと何が置けるって「緑」がおけるんですよね。

植物が人間に与える好影響を、いまさら僕がこのブログで書くような話ではないですが、ただひとつ言えることは、「暮らし」それ自体に目を向けていくと、植物の存在は絶対に無視できない存在になっていくということです。それは間違いないんだろうなぁと最近よく思います。これはまた別の機会に書けたら書きたいなと。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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