どうも鳥井(@hirofumi21)です。
昨日書いた以下の記事。
『内田樹&名越康文の辺境ラジオ』で語られたAKBとEXILE論がものすごく的確だった。 | 隠居系男子
これが想定した読者の枠を越えて、多くの方に読んでもらえていて驚いています。やはり今の日本において、AKBやEXILEのネタと言うのは読まれるモノなのだなと実感しました。
本来であれば、このネタを更に深めたほうがいいのかもしれませんが、伝えたいところは昨日全て書いたので、昨日の続きを淡々と書いていきたいと思います。
内田樹さんいわく「今の20代、30代には透明感のある人、いい人が増えている」と。
今日はこの部分について少し取り上げてみます。
『内田樹&名越康文の 辺境ラジオ』で語られた若者論
話は、教育システムから「今の30代の若者は捨てたもんじゃない。」という話へ。
バブル世代の価値基準は欲と色。損するのが嫌で、お金をどう稼ぐのかを必死で考えているのがバブル世代の人間だと。
そんなバブル世代の人たちから今の20代、30代をみると“さとり世代”に見えてしまう。だからこそ「最近の若い奴は欲も向上心もまったくない!困ったものだ!」なってしまう。
しかし、内田樹さんはそうではないのだと断言します。今の若い世代は確かに欲望が非常に希薄だけれど、そうゆうものではないモノに揺り動かされていると。
今の若い世代は、ネットワークを構築していって、仲間と助け合っていって生きている。
一人でガンガン頑張っても欲を満たすのは無理で、生きていくためには皆で手を繋いで、相互支援・相互補助をしていかなければいけない。
つまりこれは、「良い人戦略」であって生存戦略上選んでいる方法であると。40代以上に嫌なヤツが多いというのも、そういった当時の時代背景、生存戦略上から考えれば当たり前の話であると内田さんは言います。
だから今急速に、透明感のある“いいひと”たちが増えてきている。そして、その人達がハブとなりネットワークが構築されていっている。
この状況をみて「完全に世の中の流れは変わったな。」と感じられているようです。
出会う人が皆いい人である。
少しだけ僕自身の体験を書いておくと、最近以下の記事の影響もあって多くの人にお会いしています。
今年は人とのご縁を大切にする年にしていきたい。 | 隠居系男子
昨日も一日で5人以上の方とお会いしてお話させて頂く機会がありました。
主に20代の方で、時折30代の方もいるのですが、まさしく皆さんこういった人達なんです。驚くほどに!
コミュニケーション能力が高くて、自己プロデュースも非常に上手。自身の場をネット・リアル問わずしっかりと作り上げているし、海外渡航経験も豊富で、語学も堪能。
そしてなによりも“いいひと”なんです。
本当にこういう時代が到来しているんだなと、最近強く実感しています。
最後に
こういった流れを実際に体験してみると、やっぱり今後は以下記事で書いたような話に帰結していくのではないかと個人的には思っています。
真のグローバル化とは、徹底的に日本の原風景を理解すること。 | 隠居系男子
今後、日本を含め世界がどのように変化していくかはわかりませんが、今はこういった価値観を共有できる人々と共に、自身も活動を行っていきたいなと。
なにはともあれ、今回2日にわたって紹介した「辺境ラジオ」は本当にオススメのPodcast番組なので、興味がある方はぜひ聴いてみてください!
MBSラジオ1179ポッドキャスト | 内田樹&名越康文の 辺境ラジオ【2013年12月29日 放送分】
それでは今日はこのへんで!
ではではー!
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