ウェブメディアのリアルイベントは、自分たちのために。

どうも鳥井です。

今までWaseiのメンバーにも明確に伝えてこなかったことですが、自社でイベントを開催し、読者の方々と実際にお会いする機会を頻繁につくる理由、それはひとえに「自分たちのため」です。

集まってくれた方々の満足感を満たすためだけに、イベントを開催しているわけじゃありません。

今日は一風変わったそんなお話です。

自分がどちらの読者に対してフォーカスするのか?

僕がフリーランスの頃、ブログを書いて生計を立てていた時に、ネット上の読者はみんな敵だと思っていました。

少しでも攻撃される余地を残して書いてしまうと、すぐに批判的なコメントが飛んできますからね。

でも、今の立場になって断言できることは、読者はいつも揚げ足を取ってくる敵ではないということ

もちろん、揚げ足を取ってくる人もいるでしょう。

でも、ある時、気づいたんです。

「自分がどちらの読者に対してフォーカスするのか」それが大事だな、と。

読者は無条件に信頼してもいい人々である。

顔が見えないネット上の繋がりだけの読者にフォーカスしていれば、途端にネット上の読者は敵だらけに見えてきます。

しかし、実際に会ったことがあり「いつも読んでいます。応援しています!」と言ってくれた、あの読者の方々にフォーカスすれば、話は全く異なってくる。

読者は無条件に信頼しても良い人々なんだと、本当の意味で理解できるようになります。

なぜなら、彼らは最初から僕に対して疑いの目なんて一切向けていないからです。

疑いの目を向けていたのは、むしろ僕の方だったんだ、と。

自分たちが作り出すコンテンツによって、読者の方々に貢献していきたいと思ってもらうために。

だから僕は、この気付きを「灯台もと暮らし」の編集部メンバーにも得て欲しくて、メディア主催のリアルイベント頻繁に開催してきました。

「読者は敵じゃない。こちら側から無条件に信頼してもいい人達なんだ」と、自分自身の体験を通して理解してもらうために。

そして、読者さんたちと定期的に交流を繰り返すことで、自分たちのコンテンツがしっかりと読者の役に立っているのだということも、同時に理解してもらいたい。

自分たちが作り出すコンテンツによって、また読者の方々に貢献していきたいと腹の底から思ってもらえるために。

そのために、ダイレクトに繋がる機会を頻繁に作ってきたと言っても過言ではありません。

最後に

もちろん、イベントに足を運んでくださった方々が、そんな僕たちのスタンスを感じ取ってくれたら更に嬉しいです。

ウェブメディアの編集者やライターも、信用に足る人たちなんだと。

ただ、ここで重要なことは、作り手・受け手どちらか一方だけが満足する空間で留まらせないことだと思っています。

どちらにとっても満足できる空間を、その場に集まった全員で共につくりあげていく。

そんな空間やメディアづくりが、これからは大切になってくるんだろうなと思います。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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