いま改めてプラットフォームの選び方が重要になってきているその理由。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、個人のアカウントで発信する場合、どのプラットフォームを選ぶのかがまた重要になってきているなぁと感じます。

ここ3年ぐらいは、どのブログサービスを選んでもそれほど大きな違いはありませんでした。しかし、個人と企業の力関係がドンドン逆転し始めている今、またそこに大きな変化が現れ始めてきているように感じます。

なぜなら、どのプラットフォームを選ぶかによって、自分がそのプラットフォームにどのように宣伝してもらえるかが変わってくるからです。今日はそんな話を少し書いてみようと思います。

プラットフォームが、仕事を取ってきてくれる時代。

確かに、趣味程度でネット上にコンテンツをあげる場合であれば、何のプラットフォームを使っていても大差はないと思います。

はてなブログやライブドアブログも、使い勝手は似たり寄ったり。あとは好き嫌いの問題です。もちろんサービスの終了という心配も当面は気にする必要はないでしょう。それこそ、TumblrでもWordPressでもなんでもよいと思います。

しかし、個人がそのプラットフォームに出したコンテンツをきっかけにして仕事に繋げていこうと思っているのであれば、何のプラットフォームを使うのかはとても重要になってきていると思います。

なぜなら、企業や団体が個人の発信力に注目し始めて、プラットフォームに対して仕事を依頼をするようになったからです。

つまり、選んだプラットフォーム次第で、そのプラットフォームを経由して企業や団体の仕事が自分に入ってくるかもしれないということです。

しかも、アメーバブログのように芸能人や飛び抜けて才能のある有名人である必要はなく、そのプラットフォームの中で上位数%に滑りこむことさえできれば、あとは勝手に宣伝して営業し、仕事を取ってきてくれるようになりました。

youtuber、はてなブロガーの例

例えば、最近の一番わかりやすい例は、youtube(Google)。テレビCMや渋谷駅に貼られたyoutuberたちの大きな広告をみればそれは一目瞭然です。

また、はてなブログなんかもそう。youtubeほど規模は大きくないですが、はてなブログで人気のブロガーさんたちは、各企業のオウンドメディアに記事を書いています。

参照
「【はてなブログ×サイボウズ式】ブログの外に出る方法」と題して、2014ブロガーズフェスティバルに参加します #ブロフェス2014 – 週刊はてなブログ

リクナビNEXTジャーナル

このように考えてみると、ウェブ上のプラットフォームは「タレントが所属する芸能事務所」などに近いのかもしれません。この辺あまり詳しくないので、細かい仕組みはよくわからないですが、自分がタレントとなって営業とマネージメントをプラットフォーム運営企業に代行してもらえるという感じです。

そのプラットフォーム“らしさ”を表現できるかどうか。

さて、この時に重要になってくることが、自分が選んだプラットフォームの“らしさ”を表現できるかどうかだと思います。

やはり、各プラットフォームごとに明確な“らしさ”は存在します。はてなならはてならしさ、youtubeならyoutubeらしさというのが確実に存在します。

そのプラットフォームの“色”や“らしさ”に合わせたコンテンツを自分が出していけるかどうか、それによってそのプラットフォームの上位ユーザーにに食い込めるかどうかは決まってきますし、プラットフォームを経由してお仕事をもらえるかどうかも決まってくるだろうなと思います。

たとえば、有名なyoutuberさんがvimeoで同じことをやっていたとしたら、これほど注目されなかったかもしれません。

はてなブログの人気ブロガーさん達も、ライブドアブログに書いていたら、同じような仕事は来ていなかったかもしれません。

最後に

各プラットフォームを運営する企業の財政面だったり、権威性や先見性、広告の出し方などが非常に重要になってきているのだと思います。

企業が個人の発信力や表現力に頼るようになった時代だからこそ、機能面や有料プランの価格だけではなく、その企業の“営業面”を重視しながらプラットフォームを選んでいく時代に入ったのではないでしょうか。

自分がどのプラットフォームに所属して、どのプラットフォームの“推す力”を活かしながら発信していくのか、これからネット上で何かを発信しようと思っている人は、その辺をぜひ意識しながら選んでみて欲しいと思います。

一方「もう既にWordPressでブログ始めちゃったよ!」という人も多いと思います。ご多分に漏れず自分もその一人です。

そんな方は、ブログの転載先や寄稿先などを重視していくのがよいのかもしれません。転載先のメディアによって“らしさ”が決まり、そこからお仕事に繋がるということもあるので、どの媒体に転載・寄稿していくのかということを意識してみると良いと思います。

参照
ブログ「隠居系男子」は、マルチポスト大歓迎です! | 隠居系男子

NTTぷららのコミュニティ型メディア「部活DO!」にコラムを寄稿しました! | 隠居系男子

あとは、個人同士のユーザーで繋がって、ゲリラ戦的に勝負していくのが良いのかなと。あ、ゲリラ戦といえば、最近こんな電子書籍を書き上げました。

明日発売です。もし良かったら読んでみてください。最後に良い感じで宣伝に繋がったところで・・・

それでは今日はこのへんで!

ではではー。

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