倫理観と誠実さを持ち合わせ、人柄が良くセンスあるヤツが勝つ時代。

どうも鳥井です。

先日こんなツイートを読みまして。


倫理観と誠実さを持ち合わている人柄の良いヤツが、センスあると最強。

これらを読んで思ったことが、以下3つのツイートです。

センスとは何か?

じゃあ、そのセンスって何なのさ?という話になるかと思います。

僕が最近「センスとは何か?」の話で一番納得したのは、先日もご紹介した『ビジネス・フォー・パンクス』という書籍に解説を寄せていた、楠木建さんの話。

参照:経営者にとっていちばん大切なのは、顧客ではなく社員である。 | 隠居系男子

楠木建さんは、本書の中でセンスを以下のように定義しています。

「みんなができることが自分もできる」は、プロの世界ではゼロに等しい。ゼロから他の人にはできないようなプラスを創る。そのことにおいて「余人をもって代えがたい」とか「この人にはちょっと敵わない……」と思わせる──。これをセンスという。

(中略)

あっさり言ってしまえば、「普通の人」にとって、センスは継続的な練磨の賜物である。余人をもって代えがたいほどそのことに優れているのは、それに向かって絶え間なく努力を投入し、試行錯誤を重ねてきたからに他ならない。当然にして当たり前の話だ。

「努力の娯楽化」という発想の転換。

「あれ?やっぱり努力なんじゃん!」と思うじゃないですか。

いや、努力じゃないんです。「努力の娯楽化」なんです。この話は以下のように続きます。

僕の考える解決策はひとつしかない。それは「努力の娯楽化」という発想の転換である。客観的に見れば大変な努力投入を続けている。しかし当の本人はそれが理屈抜きに好きなので、主観的にはまったく努力だとは思っていない。むしろ楽しんでいる。

考えてみれば、それが「努力」かどうかは当事者の主観的認識の問題だ。「努力しなきゃ……」と思った時点でもう行く先は怪しい。だとしたら、「本人がそれを努力だとは思っていない」、これしかないというのが僕の結論である。

そう、だからやっぱり「好きなことをするしかない」んです。今の時代に生まれてしまった僕らは。

他人から見たら「努力」にしか見えないけれど、自分にとっては「娯楽」でしかないことを選ぶしかない。

下記の記事にも書きましたが、それこそが僕らの唯一の生存戦略。

参照:「何を書くか」じゃなくて「誰が書くか」が重要になってきた。 | 隠居系男子

最後に

僕にとって、今まで見聞きしてきたことが一気に繋がった瞬間でした。

改めて最後にまとめておくと、

・倫理観と誠実さを持ち合わせ、人柄が良いこと。
・好奇心を持ち続け、「好き」を追求していること。
・その上で、センスがあること。

今の時代、この三拍子揃っているヤツが最強です。

皆さんにとっても、何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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