なまじ賢いと、他人より物事の理解力が優れていて、解像度が高いゆえに、普通の人がスルーしてしまうようなところにも違和感を覚えて、「なんか違う…。」って言いながら、結局行動しない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年1月18日
そして、とにかく行動した人が結果を出しているところを眺めながら、自分も参入しておけばよかったと後から後悔してしまう…。
そう感じてしまうのも当然です。賢いがゆえに、その明るい可能性も十二分に理解できているのですから。
今日は、そんな人がどうすればいいのか?僕なりに行き着いた結論を少しだけ書き残しておこうと思います。
「ちょっと違うかもしれないけど、まずはやってみる」が大切。
ある程度社会が成熟しているタイミングであれば、「何か違う…。」という違和感は絶対に大切にしたほうがいいと思います。
対峙する必要がない無駄なリスクを避けられますからね。
でも、今みたいに毎日激変しているタイミングだと、「ちょっと違うかもしれないけど、まずはやってみる」ということがものすごく重要だということは、火を見るよりも明らかでしょう。
また、たとえ多少の違和感が残ったとしても、思いのほか早く変化している時代のおかげで、その違和感もすぐに改善されたり、社会や自分の価値観がドンドン変化していって、気にならなくなったりすることも多いです。
漠然と感じている違和感をしっかりと言語化してみる。
そうは言っても「違和感が残るんだから、仕方ないじゃないか…!」と思う方もいるかもしれません。
自分もそうだったので、その気持は痛いほどよくわかります。
でもだったらですよ、その違和感の正体を明確にしていけばいいと思うんです。
違和感を違和感のままで終わらせない。
自分が漠然と感じているそのリスクをしっかりと言語化してみるんです。
徹底的に調べてみたり、プチ体験をするために片足だけ突っ込んでみたり。
そして、そのリスクをちゃんと明確にして、自分なりに理解した上で、そのリスクを回避するのではなく「リスクをコントロールできないか」という方向で検討してみる。
具体的には「最悪の事態が起きた場合に、何が起こるのか?」それをしっかりと想像してみることです。
それが自分の中で明確になっていれば、ある程度リスクがあったとしてもチャレンジできるようになります。
逆に、そのリスク事態がそもそもコントロール不可能なものであり、最悪の事態さえも想定できない場合は、やはり近づかないか、早々に退散した方がいいと僕は思います。
最後に
いつも「なんか違う…。」で、新しいことに足踏みしてしまうタイプの人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
日和ると、違和感は紙一重。
いま自分が感じている感覚がどちらなのか、常に冷静に見定めていきたいものです。
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