どうも鳥井(@hirofumi21)です。
最近、ネット上で話題になっているこちらの記事。
武井壮が語った「スポーツが短期間で上達するコツ」が説得力あり過ぎてスゴい スランプ対策にも | ログミー[o_O]
普段テレビをみないので、武井壮さんという方がどういった方なのかはわかりませんが、コレって本当に的を射ているなと思います。
そして、この話はスポーツの話に限らず、実は勉強にも役立つのではないかと。
特に社会人になってからの勉強において非常に役立つ話だと思いますので、今回はこの辺の話を少し書いてみようと思います。
自分の生産性・定着力を熟知すること。
武井壮さんの話のキモは、スポーツをする上で「自分の体の動かし方をコントロールできるようになる」ということです。
自分の頭の中で描いた通りの“動作”を瞬時に行うことが出来るようになれば、後は上手い人のマネをすればいいだけだと。
詳しくはぜひこの記事を読んでいただきたいのですが、この考え方が何かを学ぶ上でも同様に重要になるのではないかなと思います。
新しい分野の勉強を始めるとき
学生時代は学ぶ科目が決まっているので、特に意識しないかもしれませんが、社会人になると突然学ぶ必要が出てくる分野というのが必ずあらわれます。
その時に学び方が上手な人、吸収の早い人というのは、自分の「生産性」と「定着力」をしっかりと理解し、それ通りに実行できる人なんです。
自分がどれぐらいのペースでインプットすることができて、どれぐらいのペースで生み出すことが出来るのかしっかりと把握できている人。
どの程度の負荷をかけることによって自分がレベルアップしていくのか、そして何回繰り返せばそれが定着していくのか、そのペースを完全に理解し実行できる人が、優れている人と言えます。
もっと具体的に言えば…
このレベルの本を何回繰り返せば、全体像が掴める、とか
何回アウトプット繰り返せば苦じゃなくなる、とか。
何日続ければ、習慣へと変わっていく、とか
必要としている情報はどの辺に落ちていて、どう拾うと効率的か、とか
どういった分野の話が比較的得意で、どういった分野の話が自分は苦手なのか、とか…
自分がヒトツの分野を習得する際の一連の流れを理解できてさえいれば、あとはその分野のエキスパートの人がどんなインプットとアウトプットをしているのかを調べて、真似すれば良いだけの状態になるんです。
色々な事を習得していき、卒なくこなしていく人というのは、正にこういったタイプの人だと思います。
“雑誌的な働き方”が増えれば増えるほどこの考え方が重要になっていく。
さて、武井壮さんの話の中に「そのスポーツのエキスパートになっても、横の広がりがない人は多くいる」という話がありますが、これも勉強にあてはまるなーと。
勉強面で言えば、その分野だけに長けている人というのは、あくまでその分野の「ヲタク」に過ぎないわけです。
「好きこそものの上手なれ」で、その分野に関しては絶大なる才能を発揮するわけですが、一歩横にずれるとまるっきしダメと言う人。
これからは、ヒトツの専門性に特化したエキスパートになってもうまくいくような時代じゃありません。
「これからの時代は“雑誌的な働き方”が主流になる。」という記事の中でも書きましたが、これからはひとつのプロジェクトごとに個人が集まって、完成させては解散していくという流れになっていきます。
その時に、そのプロジェクトが面白いものになるかどうかというのは、各人の出せる“らしさ”が最も重要であり、その“らしさ”は色々なモノとの掛け算で決まっていくものです。
全く同じ成果物を生み出すプロジェクトであっても、多くの分野に興味関心を抱きながらやるのとやらないのとでは、細かい部分に小さな違いが生まれるのは間違いありません。
そしてその小さな違いが、ひとつひとつのプロジェクトを大成功へと導いていくのだと思います。
最後に
以前「語学」を学ぶ上で、こんな記事を書いたことがあります。
母国語以外の言語を習得した人が、新たな言語を習得しやすくなる本当の理由。 | 隠居系男子
この話も今回の内容に近いかなと。
「今が砂を噛む時期だ」ってわかること。「目の前の霧が晴れて行く瞬間」が来ることを知っていること。
最後は武井壮さんの話からだいぶ逸れてしまいましたが、今回の記事が社会人になってから勉強に躓いた経験のある人の参考になれば幸いです。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!