受け手側とのタッチポイントを増やすときは、距離感の違いを意識した方がいいというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

今日は昨日の記事の続きです。

有料課金モデルで高めるべきは、コンテンツの「クオリティ」ではなく受け手側との「距離感」。 | 隠居系男子

昨日の記事に書いてしまうと蛇足というか、テーマがふたつになってしまうなと思ったので、別記事として書き分けておきます。

似た距離感のタッチポイントをいくつも用意しないこと。

以前もこのブログで書いた通り、クリエイターである以上、受け手側とのタッチポイントを増やすことは必要不可欠な時代となりました。

参照:タッチポイントを増やす。個人が活躍する時代に必要なこと。 | 隠居系男子

そして確かに、その数が多ければ多いほど効果的であるということは、間違いありません。

ただし、ここに一つ落とし穴ががあるとすれば、複数のタッチポイントを回していく上で、自分(たち)のリソースとのバランスが非常に難しくなるということです。

やったほうがいいと思われるものがたくさんあっても、実際にあれもこれもと始めてみて、結局どれも中途半端になってしまうのは、本末転倒。

そんな時に意識したいのが、タッチポイントを増やすときは、その距離感で使い分けるということです。言い換えると、距離感の近いタッチポイントを最初から複数運用しないことです。

受け手側との距離感の違いで、運用するタッチポイントを選ぶ。

具体的に言えば、下記のようなイメージで、受け手側との距離感はドンドン近くなっていくはずです。

Twitter・Instagram・Facebookなど各種SNSアカウント

ブログ・ウェブメディアの一般記事、他媒体のインタビュー記事

無料メルマガ

Podcast配信

電子書籍

有料メルマガ・note有料マガジン

有料オンラインサロン

各種リアルイベント

もちろん上記で書いたもの以外にも、タッチポイントを増やす方法は色々とあると思うのですが、各階層(レベル)を意識しつつ、各階層ごとに多くても1つに絞るべきなのかなと。

例えば上記の例で言うと、有料メルマガはかなり高い確率でnoteの有料マガジンとバッティングしそう。だったら、このふたつを平行して運営するのは得策じゃないということです。

他者が作ってくれる場合や転載・再編集であれば、同じ距離感でも複数併用OK。

もちろん、他媒体のインタビューを受けるとか、相手が執筆・編集してくれるというものであればこの限りではありません。

また、他媒体に転載したり再編集した形で掲載したりする場合も、同じ距離感で複数用意してもOK。

また、noteの有料マガジンで公開した記事を電子書籍形式に変えてKindle版で出すなども、リソースがそこまで必要とされないので、積極的にチャレンジしていくべきでしょう。

重要なことは、自分(たち)の手を動かす必要があるものは、近い距離感で何個も同時に運用しないということです。

最後に

受け手側にとって、どの距離感が一番心地良いかというのは、人によって異なります。それこそ十人十色でしょう。

だからこそ、作り手側は、色々な距離感のタッチポイントを用意しておく必要があるのだと思います。

もちろん作り手側自身も色々と試していく中で、一番やりやすい・気持ちの良い距離感を見つけることができるはずです。それさえわかってしまえば、あとはそこに更に多くのリソースを割いて、全身全霊で注力していけばいいわけです。

今年は、自分たちも含め作り手側は、無料・有料問わず色々な距離感を自分で試してみる事が求められる1年になりそうです。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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