なぜクラウドファンディングはアフィリエイトを導入しないのか?

クラウドファンディング

クラウドファンディングって手数料20%もとるんですね!どうも鳥井(@hirofumi21)です。

達成額が100万円の場合、そのうち20万円もクラウドファンディング運営側が持っていくのか…。

さて、これに関しては後半で語るとして、今日は「クラウドファンディングがアフィリエイトを導入したらどうなるか」について、少し思うところを書いてみようと思います。

クラウドファンディングとは

まず、クラウドファンディングってなんぞや!?っていう人には以下の動画がオススメ。

「今、会社(学校)だから動画見れないよ!」っていう人や、もっと詳しく知りたいって人は、この記事に結構詳しく書いてあります。

クラウドファンディングのビジネスモデル

このようなサービスは日本にもいくつか既に存在していて、代表的なものには…

などがあります。

このクラウドファンディング、アメリカで流行し2〜3年くらい前に日本に入ってきたのですが、当時色々なマスメディアで大々的に取り上げられていたにもかかわらず、いまいち盛り上がっていないのが現状です。

日本人とクラウドファンディングの相性は良い

そして、今日ブログを書いたきっかけは小鳥ピヨピヨさんのこの記事!

「小金持ち」で「趣味が多様化」している日本人にクラウドファンディングってピッタリじゃないか

この記事には以下のように書かれています。

(今の日本は)趣味が多様化しており、すごくマニアックなものを推すのが、ますます強まっています。
あまりにニッチなので、製品化/事業化できないこともしばしば。だから同人誌や同人フィギュア市場がどんどん活発になっています。今年のコミケ入場者数は過去最高だったとか。

そんな日本人に、クラウドファンディングってすごく都合が良いと思うのですよね。

とてもニッチで、欲しい人は少ない。でも欲しい人はものすごく欲しい。

引用元:「小金持ち」で「趣味が多様化」している日本人にクラウドファンディングってピッタリじゃないか:小鳥ピヨピヨ

この記事を読んだ時に、ホントそのとおりだなーと思いました。

今の日本において、このクラウドファンディングっていうカタチ、本当はとてもマッチしているはずなんです。

なぜなら、普通に暮らしていればその存在すら気が付かないようなニッチな分野なのに、その界隈に行くと驚くほどの盛り上がりを見せている業界なんて、今の日本には腐るほど存在するからです。

実際に盛り上がっているニッチな分野でいうと、例えばカタチでアイドルとか…。

これも、日本国民が皆、飯を満足に食うことが出来て、インフラも整っており、更には1億人超えという小規模ではあるけれどビジネスが成立する市場を抱えているという好条件が揃っているからだと思います。

何度もこのブログで書いてますが、中高生が当たり前のようにiPhone5やGALAXY S4を持っている国なんてアジアでは日本だけですからねっ!!

今どんなクラウドファンディングのプロジェクトが存在するのかわかりにくい

さて、そろそろ今日の本題へ!

小鳥ピヨピヨさんも書かれていますが、これほど日本に適していそうに思えるクラウドファンディングがいまいち盛り上がらない理由は、「今どんなクラウドファンディングのプロジェクトがあるのか非常にわかりにくいところ」にあると思います。

例えば、探してみればあるんですよ!こんなプロジェクトたちが!!笑

hanaガール×iDOL Street 全世界お花畑化アイドルhanarichu

ほら、はーちん(坂元葉月)なんて、好きそうな男子がそこら中にいそうでしょう?笑
(完全に蛇足ですが、なんでコサージュじゃなくてチョーカーにしたんだろう…。)

他にもこんなのとかも!

人気グラビアアイドル篠崎愛らが所属するアイドルグループ「AeLL.」と村おこし☆ | ShootingStar

この前、篠崎愛を生でみたから、「生で見た芸能人ってなぜかちょっと親近感わく」っていうあの現象。笑

ご当地アイドルグループ『銚子元気娘。』を結成して銚子をPR(桶谷範幸(銚子元気塾 主宰)) – READYFOR?
ちょっとだけ『あまちゃん』みたいでしょ…?もしかしたらリアルあまちゃんってこうゆうことかもしれないし…笑

まぁ、どれもアイドルなんですが。笑

一般人が各プロジェクトの営業マンとなれる!

僕達みたいな若い世代には、正直、人様のプロジェクトのパトロンになれるほどのお金は持ち合わせていません。

でも、そのプロジェクトの意味に共感して、その趣旨を理解し、他の人達にも知ってもらうための術なら、いくらでも持ち合わせています。

だから、今回僕が提案したいのは、「クラウドファンディングでアフィリエイトを導入すればいいんじゃないか」ということです。

そうすれば、自分たちのブログやSNSで、自分が本当に面白いと思うプロジェクトを紹介することが出来る!

激しくニッチな層の人々に拡散できるブログだったり、SNS上のアカウントっていうのは実はかなり多いんです!

他の分野においては何の影響力もなくて、読者やフォロワーが500人ぐらいしかいなくても、その500はものすごく偏りのある、ある意味で質の高い500人だったりするわけです。

成功報酬も高額!

紹介して、そのアフィリエイト経由でパトロンが集まったら、そのパトロンが出資した額✕5〜10%程度を報酬としてその紹介者に還元される。

クラウドファンディング側が20%も手数料としてとっているなら、これぐらい還元してクラウドファンディング自体がもっと盛んになったほうが結果的に儲かりそうな気がしますし。

そんなシステムが出来上がれば、ブログなどでクラウドファンディングを紹介する人っていうのは、一気に増えるのではないでしょうか?

クラウドファンディングは1件あたり20万円など、高額出資者の枠も準備されています。

例えば、20万円の5%であれば1万円です。そこそこ良いお小遣い稼ぎと思ってもらえるはずです。

確かに小鳥ピヨピヨさんの言うようなAppBankのような媒体が出来上がってくれば面白いとは思いますが、やはりAppBankを定期的に見るという人は、スマートフォンが好きな人に限られてしまいます。

しかし、このように様々なブログやSNSを通じて、多方面に紹介されるようになれば、クラウドファンディングというサービスに興味が無い人にもきっと届くはずです。

この延長で、将来的にはSquareなどを使って各自のスマホ経由でクレジットカード決済されれば、紹介者にアフィリエイト報酬が振り込まれるということも可能となるかもしれません。そうすれば、一気に日本中に、いや世界中に、そのプロジェクトに共感した人々の営業マンが出来上がりです。

今の日本は「小金持ちが多い」「趣味が多様化している」「職人気質な人間が多い」という非常に恵まれた環境にあり、今後この分野は間違いなく伸びてくるはずです。

そこに、このようなシステムが加われば鬼に金棒だと思うんですが、どうなんでしょう。

どこかやってくれないかなー。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

鳥井弘文

この記事で紹介したプロジェクトがどれくらい投資額を増やしたのかはこちら!


クラウドファンディングの記事内で紹介したアイドルの投資額は増えたのか? | 隠居系男子

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