滋賀県長浜市にある「安藤家」でおもしろい話を聞きました。
安藤家には、当時まだ30歳前後だった北大路魯山人が手がけた「小蘭亭」という小さなお部屋があります。
この「小蘭亭」が良い感じでぶっ飛んでおりまして。
撮影禁止の空間なので、詳しくは画像検索でググってみてください。
じゃあ、なんでそんなぶっ飛んだ空間が生まれたのか?
安藤家は明治以降に呉服屋として財を成したそうなのですが、当時の近江商人たちは40代になったら早々に隠居していたそうです。
そして、現場は若手に任せる。そうすることで若い世代の価値観が現場に反映されて、さらにマーケットが活発になる。
隠居した商人たちは、可能性のある若手(アーティスト)に投資したそうなんです。
ソーシャル上でのパトロン的な動きはできるかも?
この在り方がすごくいいなあと思いまして。
しかし、いまの僕がこの在り方に憧れたところで、お金が有り余っているわけではないのでなかなか限界があります…。
でも、ソーシャル上の資産はそれなりに積み上げてきたので、SNS上でのパトロン的な動きはもうできるなあと気が付きました。
だから、今日の題名にもある通り、そろそろ「ソーシャル隠居」を始めていきたいなと思います。
自分が惚れ込んだ若手には、隠居的な立場からドンドン支援していきたい。
これだけは断言しますが、SNSやネット上で一番活躍できるのは10代後半から20代前半だと思います。
才能のある若者はこのタイミングで確実に頭角を現します。
イケダさんのこのツイートも完全に同意です。
前々から感じてることだけど、下の世代の成長スピードが半端ないことになってる。センスがいい人は一瞬でトップ層まで駆け上ってくる……。
これはどの世界にも言えることなんでしょうね。ブログの世界も10代後半、20代前半ですごい人がゴロゴロ出てきている……。— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年11月1日
だからこそ、下の世代にドンドン譲っていきたいなあと。
自分が惚れ込んだ若手には、隠居的な立場からドンドン支援していきたいのです。
最後に
僕も来年には30歳になってしまいます。
もうソーシャルネイティブ世代には完全に敵わなくなりました。
SNSの上では、なるべくはやく隠居していきます。
まさに「隠居系男子」ですね。またも名は体をあらわしてくれたようです。
もちろん、リアルのお仕事のほうはこれからも若々しくガンガン攻めていきたいと思っています。
そしていつの日か、ネットでもリアルでもイケてる若手を支援できる隠居生活をおくりたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。