どうも鳥井(@hirofumi21)です。
今年読んでよかった雑誌のまとめ、今年聴いてよかったPodcastのまとめを書いてきて、今日はとうとう今年読んでよかった書籍のまとめです。
このブログを始めてから、気付けば書評記事も100本を超えました。そんな書評記事の中から、今年読んでよかった本を大きく3つのテーマに分けて10冊程ご紹介してみようと思います。
ぜひ年末年始の読書の参考にしてみてください。
生き方について
「仕事。」
映画プロデューサー・川村元気さんがとても豪華な面々をインタビューしている書籍です。関連記事を3本も書いてしまいました。それぐらい今年読んで影響を受けた本です。
「仕事とは何か」を考えるアラサー世代にオススメしたい!川村元気著「仕事。」 | 隠居系男子
チームでより高い山に登るために。「ソロで生きられる力」を身につける重要性。 | 隠居系男子
「自国のものを掘り下げた“スーパードメスティック”で勝負するしかない」 | 隠居系男子
「あたらしいあたりまえ。」
松浦弥太郎さんを色々な方々からオススメされて、今年何冊か松浦さんの本を読みました。その中でもこの「あたらしいあたりまえ」が個人的には一番好きでした。
ただ、何冊か松浦さん本を読んでみて思うのは、世間的から思われている穏やかな雰囲気とはまた違い、実は鬼のようにストイックな方なんだなぁと。でも個人的にはそこが大好きです。
「あたらしいあたりまえ。」を伝えるということ。 | 隠居系男子
「感動をつくれますか?」
ストイックといえば、久石譲さんも驚くほどストイックな方でした。久石さんのようなルーティンの生活にはやっぱり憧れてしまいます。
久石譲著『感動をつくれますか?』久石譲は超一流アスリート的な考えの持ち主だった。 | 隠居系男子
時代の変化について
弱いつながり 検索ワードを探す旅
「弱いつながり」は2回に分けて書評記事を書いてしまうぐらい、今という時代を考える上でとても参考になる本でした。年末年始に旅行の予定がある人は旅行前に読むのを強くオススメします。
現代を生きる旅好きの若者に読んで欲しい!東浩紀著『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 | 隠居系男子
観光はグローバル化をプラットフォームとしている。 | 隠居系男子
「ヒップな生活革命」
「ヒップな生活革命」も今という時代の変化を捉える上で、非常に参考になる本だと思います。ポートランドなど、アメリカを中心に勃興し始めている新しいヒッピーカルチャーに興味がある人はぜひ読んでみてください。
佐久間裕美子著「ヒップな生活革命」を読んで。僕らはもうアメリカの真似をするべきじゃない。 | 隠居系男子
「本の逆襲」
セレクト型書店だけではなく、自分たちの場を持つという上で、B&Bの価値観ほど参考になるものはないと思います。新しく自分たちの場所を作っていきたいと思っている人には、ぜひ読んでみて欲しい一冊です。
何か新しいことを始めるときに意識したい。「最初から組み込む」ことの重要性。 | 隠居系男子
起業・経営について
今年は自身の会社を立ち上げたということもあるので、起業・経営というテーマでもまとめておきます。
ほぼ日刊イトイ新聞の本
2004年に出た本ですが、今年初めて読みました。ほぼ日の初期の歩みが事細かに書かれていて、起業や経営の初期を学ぶ上でとても良い書籍だと思います。
「好き嫌い」と経営
「経営者は聖人君子である必要はない。」振り切ることの重要性を改めて思い知らされた本です。
柳井正「規模が小さければ、趣味ですよ。」振り切ることの重要性。 | 隠居系男子
「スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営」
今後台頭してくる企業は、きっとスノーピークのような会社だろうなと思わされた一冊です。アウトドアブランドの会社ですが、ITベンチャーも参考にするべきだと思いますし、企業だけでなくこれからコミュニティ運営をしていきたい人にもオススメしたい一冊です。
コミュニティをつくりたい人は必読。『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』 | 隠居系男子
「ニコニコ哲学-川上量生の胸のうち」
加藤貞顕さんが川上量生さんにインタビューした連載を1冊にまとめた本です。書評記事を書くことを放棄するぐらい大変面白い本でした。どんな内容かはぜひご自身で確認してみてください。
最後に
今年はメディア関連の本も結構読んだはずなのですが、まとめてみると意外とメディア関連の書籍は取り上げなかったなと。
知識になっていても「あー、面白かった!」と言えるものがあまりなかったのだと思います。
結果的に、やはりいつもの隠居系男子っぽい本が並んでしまいました。ぜひ興味があるものがあれば読んでみてください。
「ほぼ日刊イトイ新聞の本」以外は全てKindle版もあります。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!