ブロガーズフェスティバルで僕が学んだ3つのこと

ブロガーズフェスティバルアイコン

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日、渋谷で開催された2013 ブロガーズフェスティバルに参加して来ました!

ブロガーズフェスティバルとは?

2013ブロガーズフェスティバルは、その名の通り、ブロガー向けのお祭りです。
フジロックやサマーソニックのように、複数個所でセッションが行われます。
3ステージに分けて行われるセッションを、参加者のブロガーさんが好きなものを選択して聞くことができます。

全国のブロガーが集まれる場になればいいな、気軽に楽しめるイベントの場になればいいなという思いで開催します。

引用元:2013 ブロガーズフェスティバル | 集客ならイベントアテンド

といったイベントです。

自分が参加したセッションは・・・

  • 「社員3人・月間90万PVで年商2,000万円!成功するハイパーローカルメディア運営のコツを「枚方つーしん」に聞く」
  • 染谷昌利トークライブ ~ブログやアフィリエイトから出版まで、ここだけの話をノープランでお届け~
  • 男子ハック✕gori.meのパネルディスカッション

今回は、このイベントで僕が学んだ3つのことについて、少し書いてみようと思います。

制限があるから、テクニック的なところに囚われず、コンテンツに集中出来る。

1つ目は、「枚方つーしん」というサイトを運営している株式会社morondoの編集長・本田一馬さんのお話から。

まずこの「枚方つーしん」、月間100万PVを誇るブログではありますが、知らない人も多いと思います。大変失礼ながら、僕もその一人でした。

それもそのはず、このブログは大阪府枚方市に特化して情報発信しているブログなんです!

枚方市の情報であれば何でも掲載していて、街のお店の開店・閉店情報やグルメ情報、平パー兄さんでお馴染みの枚方パークのアトラクションまで、扱う内容は本当に様々!

このサイト、月間100万PVもさることながら、なんと年商2000万円らしく、今回の講演ではどのように2000万円稼げるブログになっていったのかというのがお話のメインでした。

そのやり方は本当に納得させられる部分が多く、大阪府の40万人の都市でこのように運営できているのだから、僕の地元の北海道函館市でも同じようなことが出来るんだろうなーと、興味深く聞かせてもらいました。

ただ、今回の学びは、お金とは全く関係ないところ!

それは「ライブドアブログを利用することによって、カスタマイズの制限があるから、テクニック的なところに囚われず、コンテンツに集中出来る」ということでした。

これは、ホントに素晴らしいなと!

街のポータルサイトのようなブログであれば、「いかに見せ方をキレイにするか」という部分に心を奪われてしまいそうですが、それを避けるためにあえてライブドアブログで運用しているようです。

実際に「枚方つーしん」を見てもらえれば分かるのですが、決して凝ったデザインのサイトではありません。正直いうと、今の流行から見ればちょっと遅れているようにさえ見えてしまいます。

しかし、その分誰もが見慣れたデザインのため、老若男女迷うことなく閲覧することが出来るのだと。

この隠居系男子のブログも、あえて凝ったデザインを採用していません。いや、運営者にその能力がないだけというところもあるのですが、今回の「枚方つーしん」のお話を聞いて、やっぱり大切なのはコンテンツに集中することなんだなと改めて思い知らされました。

ブログは将来的にGoogle翻訳で各言語に翻訳されるようになる。

さて、2つ目は「gori.me」を運営するg.O.R.iさんが仰っていたこのお話。

「各SNSを利用するにあたって心掛けていること」というテーマの中で、「Google+に投稿し続ける理由は?」と問われた時にゴリさんが答えていたのがこれです。

「今後グーグル翻訳が更に進化していき、更新した時点で各言語に変換されて、世界中の人に読んでもらえるようになるだろうと期待しているから」

これは非常に夢があり素敵な発想だなーと!

僕も将来的にはそうなると思っています、というか、そうなって欲しい!

Evernoteに期待している部分にも通じているところがありますが、きっとEvernoteは将来的に僕達の脳と直接つながるようになってくるでしょう。

そんな時、過去の蓄積が多ければ多いほど、きっと楽しいはずだと思い、僕は淡々とスクラップしているんですが、ブログもそれに近い存在になっていくだろうなと。

Evernoteが「自分のためのインプット的な蓄積」であれば、ブログは「外に向けたアウトプット的な蓄積」になっていくのでしょう。

今は自らが選択して書いた日本語に限られていますが、これからの技術の進歩で、すべての言語に翻訳されるようになった時、ブログというコンテンツが更に広がりをみせるような気がしています。

そんな未来を考えると、本当にワクワクしてきて、ブログを書くのが止められません。笑

バングラディッシュに行ったことのある人が誰もいない。

最後はあまりブログに関係ない話なのですが、トジョウエンジンというサイトを運営している三輪さんのプレゼンテーションの中から。

「アジア最貧国のバングラディッシュに行ったことがある方はいますか?」という質問に、会場で誰一人として手を挙げていませんでした。150人以上もブロガーがいたのにもかかわらずです。

これは結構衝撃でした。もちろん、自分もバングラディッシュには行ったことがないので、偉そうなことはいえないのですが、僕が最近交流させてもらってきた方々の集まるようなイベントであれば、必ず何人かはいたと思います。

特に中国や東南アジアに集まっているような日本人であれば、きっと行ったことがあるという人は多いはず。

この事から学んだことは、至極当たり前の事なのですが、「場所が変わってコミュニティが変われば、そこに存在している人たちの傾向も異なるということ」です。

今後、世の中から情報格差というものはどんどんとなくなっていくでしょう。孫正義さんがやっていたような「タイムマシーン経営」は、ネットが及ぼしたボーダーレス化で完全に過去のものとなりました。

しかし、このようなコミュニティ間の「“興味”格差」のようなものは、逆にこれからドンドン増えてくると思います。情報量が増えていけば増えていくほど、人は自分の興味関心のある分野の情報しか集めなるでしょう。

ということは、今後可能性のある手法は、タイムマシーン経営ではなく、「タイムマシーン“個人運営”」のようなもので、コミュニティ間の情報格差を上手く見つけ出しながら、自分が他のコミュニティで得たものを、また違ったコミュニティに持ち込んで新たな発想を提供していく。

まだ具体的には想像できていませんが、そういった手法は今後更に面白くなっていくだろうなと、漠然と思った次第です。

あ!ちなみに、このトジョウエンジン というサイトは、僕もいつも見ていて、「途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン」という新しい取り組みが、すごく素敵だと思うので、ぜひ皆さんもご興味があれば一度覗いてみてください!

最後に

このイベントは、これからも毎年開催していくようなので、是非また来年も参加出来るようであれば、参加したいと思います!

多くの方の協力のもと、このイベントが開催されており、特に主催者のまたよしれいさん(@Sayobs)には本当に感謝!

こういった有志があつまるイベントに、今後も積極的に参加していこうと思っているので、もし何かイベントがあれば、ブログの問い合わせフォームなり、Twitterなりどこからでも構わないので、ドンドン誘ってください!

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

鳥井弘文

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