若者の間でまた、おしゃれすることが流行ってきている。

どうも鳥井です。

題名どおり、最近若い子たちの間でまたおしゃれすることが流行ってきているなあと感じています。

人気の俳優さんが、ファッション感度の高い個性派俳優さんに移り変わってきているところを見ても、その傾向は見て取れる。

数年前までは、とにかくクリーンな印象だった三浦春馬さんや佐藤健さんでしたが、最近はまた菅田将暉さんとか坂口健太郎さんとかファッション感度の高い人たちが雑誌の表紙を飾る機会も増えてきましたよね。

この傾向は、今の若い人たちが無意識のうちに「今を生きる大切さ」に気づき始めているからなのかもしれません。

今日はそんなお話を少しだけ書いてみようかなと思います。

人間として、もっともっと根源的な欲求。

きっと今の若い子たちのオシャレをしたいという欲求は、物でアピールしたいとか他者に認められたいという承認欲求などそういった類いの欲求じゃないと思います。

きっと、もっともっと根源的な欲求で、思春期特有の“人間らしさ”みたいなもの。

若い子たちは感度が高いから、うまく言語化できなかったとしても、何がいま一番大切なのかはうまく嗅ぎ取っているのだと思います。

参照:大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、もっとそれを発信したほうがいいよというお話。 | 隠居系男子

「いま自分がしたいことに全力で意識を向けようぜ!」という感覚。

変化の激しい時代の中で、予測できない未来とかを考えすぎてもしょうがないから、いま自分がしたいことに全力で意識を向けようぜ!ということなのではないでしょうか。

参照:エルメスの財布はまだ持たない。 | 隠居系男子

だからこそ、最近は東京の街を歩いていても、おしゃれすることを全力で楽しみ、その姿が輝いて見えるなあという子が増えてきたのだと思うのです。

逆に賢いがゆえに大人(世間)の目を気にしすぎてしまい、本当に自分のしたい格好ができていない子のほうが、なんだか生きづらそう見えてくる…。

参照:大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、違和感も大切にした方がいいよというお話。 | 隠居系男子

人生に必要な「陰」の存在。

さて、若い頃の欲求に正直になると、切っても切り離せないのが、大人たちの間で「黒歴史」と呼ばれるソレ。

確かに、大人になったとき思い返してみて、恥ずかしいと思ってしまうようなヤンチャをしてしまうことも、ときにはあると思います。

でも、あまりソレを恐れる必要もないのかなと。

「黒歴史」ができるということは、人生に「陰」が生まれるということでもある。

日向を作るためには必ず陰が必要になってきますからね。だから、それさえも自分の人生の糧になると思うのです。

僕は、若いうちに全力で陰も作っておくべきだと思っている派です。

余談ですが、高城剛さんのPodcastで語られていた「お陰さま」の話もすごくおもしろいので、興味がある方はぜひ合わせて聞いてみてください。

第7回 ギャンブルで勝つ秘訣-のぶきさん(ギャンブラー)後編 – 高城未来ラジオ

最後に

いま、ここを全力で楽しむということ。

そうすることで、年相応の輝く瞬間も生まれてくるし、それに伴って自然と陰もできてくる。

そんな風に年齢を重ねることが、いま一番健全な生き方のように思います。

若い子はもっともっと、自分の根源的な欲求に正直になるべきです。そして、そのときの社会に必要なことは、それを無闇に否定しないこと。

「社会の寛容さ」と言うと途端に胡散臭くなってしまうけれど、「まずはお手並み拝見」ぐらいのスタンスで良いのではないでしょうか。

参照:「人」が前に立てば立つほど、宣言だけでフルボッコにされる時代。 | 隠居系男子

そんなことを考える今日このごろです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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