いま、一手間かけること、即決すること。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日書いた以下の記事。

「こんな時代だからこそ、一手間かけた遊び心を。」高城剛も面白いけど、堂本剛も面白い! | 隠居系男子

この記事で取り上げた堂本剛さんのインタビューの中で「一手間かける遊び心」という部分を今日は少し掘り下げてみたいと思います。

「こんな時代だからこそ、“即断即決して”一手間かけた遊び心を!」それが今の僕の答えです。

大切なのは、一手間や遊び心がそこにあるかどうか

僕は、彼のインタビューを観た時、とてつもない衝撃を受けました。

「なんで流すの??」という言葉が痛いほど自分に突き刺さってくる。

違和感を感じつつもあり、見ないフリをしてきたものというのは、まさにそこであり、他人が創ったものに対して何となく偽物のように感じてきたもの、疑ってきたものというのも、原因はそこにあったような気がします。

それは「一手間掛かっていない。遊び心が全くない」という胡散臭さ。

特に東京のような大都市やネット界隈では、スピードや外見だけが勝負というような風潮があって、それっぽく見せられればそれでいい。

「真面目そうにみせること」に重きを置く就活であったり、最近のバイラルメディアのように軽薄短小コンテンツが求められているネット事情がそのわかりやすい例。

ただ、だからといってそのアンチテーゼとして、普段着で面接しようとか、重厚長大なコンテンツにしようということではないと思いますし、論点はそこじゃない。

結局、一手間や遊び心がそこにあるかどうかなんだと思います。

真面目武装だろうが自然体だろうが、軽薄短小だろうが重厚長大だろうが、その“中身”がしっかりと一手間かけられていて、そこに遊び心が込められているかどうかなんだと。

不安や怖れ、面倒くさいからくる先延ばしは一手間ではない。

しかしですよ、それと同時に多くの人達が、いま決断しないで先送りにしていることも沢山あると思います。

そしてそれは、一見すると一手間かけるための時間を確保しているように見えますが、実際はそうではありません。

「とりあえず、今は決断しないでおこう。」
「とりあえず、まずは現状維持で!」

そうやって、先送りにしている多く事柄に含まれているのは、多くの場合、遊び心を込めたいというようなポジティブな感情ではなく、ネガティブな「不安や怖れ、面倒臭さ」のような感情です。

「会社を辞める、海外へ行く、ブログ始める、大事な人へ連絡をとってみる。」

僕の職業柄この辺りをよく人から相談されますが、結局何も行動しない人が大半です。

本来そっちに進むべきだとわかっていながらも、何かしらそういったネガティブな感情が足を引っ張ってしまって、前に進めないでいる。現状維持を良しとしまっている。

でもよく言われるように、現状維持は退化です。いや、退化ならまだマシなのかもしれません。

これだけ1年でガラッと変わってしまう時代背景において、現状維持というのは、もはや全く焦点が合っていない、明後日の方向を向いてしまっている可能性すらもあるわけです。自戒を込めて本当にそう思います。

一手間かけてこだわるために、即断即決をする。

ここまで読んでくれば、もうお分かりだと思いますが、一手間かけるということと、即断即決という事は決して矛盾しません。

今、多くの人達が一手間かけようと思って先延ばしにしていることというのは、ただの「惰性」であって、本当の一手間と言うのは即断即決した後に生まれてくるものだと思います。

そして、その「タイミング」が一番重要になってくる。

そこで直感などを頼りにしながら、「ロジック」や「多数の賛同」など、わかりやすい後ろ盾がない状態の中でも、これだ!と思った瞬間にすぐに決断する。

そこではじめて、じっくりと一手間かけながら遊び心を加えていくべきなのでしょう。

最後に

「本当に自分にとって大切なモノ・人・時間とは何なのか」そこは自分自身で判断するしかありません。誰もあなたの代わりにそれを判断してはくれないのです。

まだまだ上手く言えませんが、今回のような話が今の時代に求められているスタンスであり、僕らが早急に身につけるべき能力なのかもしれません。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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