どうも鳥井です。
ただ単にめちゃくちゃ生意気なことを言うけど、自分がやってる媒体のことしかシェアしない人は「知らんがな」ってなるから、みんな、好きな媒体の記事どんどんシェアしような!!
— くいしん (@Quishin) 2017年1月22日
くいしんさんのこのツイート、とても同意です。
今日は、作り手側の人間も、どんどん他者のコンテンツも混ぜていこうぜというお話です。
今の時代、自分のところの商品だけで全身固めたショップ店員なんて誰も信用しない。
たとえば、ショップ店員さんの例で考えてみると、自分のお店の商品だけで全身固めている人よりも、私物を上手に混ぜてコーディネートしている人の方が参考になりますよね。
その審美眼が信用できる。
一方で、最近セレクトショップのブログや、Instagramアカウントも増えてきましたが、今店頭で売っている商品だけで無理やりコーディネートした画像をあげられても、宣伝臭しかしないですし、完全に「知らんがな」でしょう?
洋服のコーディネートも、自分のタイムラインも、他者に見せるものという意味ではどちらも同じ役割を果たしている。
もし自分だったら、どっちの人に好感を抱いて、どっちの人を信頼するか、それは火を見るより明らかだと思います。
だからこそ、編集者やライターさんも、自分の書いたものだけではなくドンドン自分と価値観軸の近いコンテンツを発信していったほうがいい。
作り手と受け手が頻繁にスイッチする。
ここ数年、作り手と受け手の境界線がドンドン曖昧になってきています。
自分が生産者であると同時に、消費者でもある。そしてその状態が驚くほど頻繁にスイッチする。
最近、以下の糸井重里さんのツイートが個人的にものすごく刺さってしまったのですが、その理由は「最良の消費者になることが、最良の生産者になる秘訣」だと、無意識に感じていたからなのかもしれないなと。
「広告のつくり方講座」よりも、「すばらしい消費者講座」に通ったほうが、じぶんと世界の役に立つように思う。「すばらしい消費者講座」なんて、ないんだけどさ。周囲にそういう人はいたりするよね。土井善晴さんのやってることとか、そういうことに近いんじゃないか。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2017年1月28日
最後に
より良い作り手になるためには、より良い受け手になる必要がある。
だからこそ、自分が「無条件で応援したい!」と思う人たちとの付き合い方も、今とても大切になってきているんだと思います。
参照:仲間になれば、無条件で応援できるようになる。 | 隠居系男子
そんなことを考える今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!