今朝、最所さんがとても素晴らしい記事をご自身のnoteで公開していました。
【note更新】「洋服は贅沢品」みたいなイメージがある気がするのだけど、「着飾る」ではなく「装う」を考えることはみんなに必要なんじゃないかな、と思った話を書きました。
>「ファッション」が私たちにもたらすもの|最所あさみ|note(ノート) https://t.co/xFji0q6MOy— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2018年11月22日
僕もこれからまた「装い」が盛り上がってくると思っていて、その理由は先日ツイートしたとおりです。
「装い」って、その人の美意識や価値観の発露そのもの。自身の顕示欲のために“消費する”装いは確かにもう終焉を迎えたと思うけれど、他者のために“投資する”装いはこれからドンドン盛り上がってくると思う。というか、既に僕のまわりではめちゃくちゃ盛り上がってきている。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年11月2日
このツイートの趣旨がまさに、最所さんが本記事で書いているような「所属の確認」と「自己編集による自己肯定」からくるものだと思っています。
80年代は「広告」と「文化」が融合していた。
さて、少し話が変わるのですが、昨日のSUSONOのイベントでハッとしたことがありました。
イベントの内容は、佐々木俊尚さんとアートディレクター・秋山具義さんの対談です。
そこで以下のようなお話が、語られていました。
80年代は「広告」と「文化」が融合していた。かっこいい広告がいっぱいあった。でも今は電車乗ってみても、チラシのような広告ばかり。かっこいいと思うことはない。最近は「文化」の部分がSNSに移り変わってきている。
ファッションは、いつの時代も文化と強く紐づくもの。
この話を聞いたときに、なぜだかものすごくハッとしたんですよね。
ファッションは、いつの時代も文化と強く紐づくもの。
「広告」と「文化」がリンクしなくなったことによって、ファッションも同時に衰退していき、ラグジュアリーかファストかの二極化になってしまったんだと思います。
でも、ここに来て「文化」がSNSに移り変わってきていると仮定するのであれば、これからはSNS発信や、コミュニティ発信のファッションがどんどん生まれてくるはずなんです。
現にそういったムーブメントの兆しは、徐々に生まれてきていると思います。
参照:販売員が、作り手さんに直接会いに行かなければいけない時代。 | 隠居系男子
最後に
そして、その時のキモになるのはやっぱり、冒頭で引用させてもらった「所属の確認」であり「自己編集による自己肯定」なんだろうなと。
本当に素晴らしい記事なので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
「ファッション」が私たちにもたらすもの|最所あさみ|note
今日のお話が、いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても何かしらの参考になれば幸いです。