最近、とても共感してしまった発酵デザイナー・小倉ヒラクさんのツイート。
「激務をこなす」「人付き合いのストレスに耐える」行為は、ある種の男子にっては「成長のための必要条件」だと認知されているフシがあるが、多くの女子にとって「その苦痛、無視してると生理止まるし」というエクストリーム状態なので、やっぱり予定キャンセルしてお家でのんびりお風呂入るといいよ。
— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2017年4月10日
男子は、自分の体の異変に気づきにくい。
ヒラクさんの言う通り、女性の場合は自分の体調の変化に気づきやすいです。
それは、管理者の目から見ても明らか。だから女子の場合は、その変化に気がついたら、すぐに止めることができる。
でも、男子の場合はそうじゃない。
明らかに体調が悪そうじゃないと、管理者がそれを見分けることは難しいです…。
自分の体調の変化に敏感になるために、ルーティンを持つ。
だからこそ、男子には何でもいいからルーティンを持ってみて欲しいです。
そもそも、男子は自分自身でも体調の変化に気づけないことが多いから。
毎日同じ習慣を繰り返す中で、体の微細な変化に気づけるようになってきます。
参照:久石譲著『感動をつくれますか?』久石譲は超一流アスリート的な考えの持ち主だった。 | 隠居系男子
そして、自分の体調の異変に気づいたら、仕事はそこそこ切り上げて、体調を整えるために全力で休みを申請して欲しいなと思います。
上司の仕事は、無理やり働かせようとすることじゃない。
こういう話をするたびに、管理者の立場として、僕が思い出すのは『スラムダンク』安西先生の言葉。
山王戦で、怪我をしてしまった桜木花道をそのまま試合に出し続けていた時のセリフです。覚えている方も多いシーンだと思います。
桜木君 白状します 君の異変にはすぐに気づいていた
気づいていながら君を代えなかった……代えたくなかった
どんどんよくなる君のプレイを見ていたかったからだ
指導者失格です
あと少しで一生後悔するところでした…
「無理やり働かせようとすること」、それは上司の仕事ではありません。
上司の仕事は、「努力の娯楽化への援助」と「全力で休ませること」この2つだけ。
参照:倫理観と誠実さを持ち合わせ、人柄が良くセンスあるヤツが勝つ時代。 | 隠居系男子
僕がプレイヤーと管理者のどちらも経験し、実践の中で失敗を繰り返して学んだことです。
少しでも皆さんの参考にもなれば幸いです。